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スピーカーの振動版について
コイルと磁石で簡易スピーカーを作りました。 そこで振動版を紙コップの場合と、アルミ缶やプラスチックコップ等での場合では、 ファンクションジェネレータでサイン派を出して、オシロスコープで波形を観察した所、 紙コップより他の方がひずみが大きくなっていました。その理由を教えて下さい。
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- foomufoomu
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回答No.2
理論的な回答はすでに出ているので、もっと直感的な話を、 紙コップなどを軽くたたくと音が出ますね。これは、その物体がその周波数で振動しやすいことを示しています。 音が大きくて清んでいるものほど、特定の周波数で振動しやすいことになります。また、普通、与えた振動と同じか、より高い周波数の振動が起きます。(たたくのは広い範囲の周波数を含む振動をあたえることになります。短く鋭くたたくほど広い範囲の周波数を含みます。) 紙は、たたくとボソという感じの音です。これは周波数が散らばっていますし低い音です。いっぽうアルミやプラスチックはパチという感じで高い音です。 これらの、与えた振動と違う周波数の音が出ることを、音がひずむといいます。 超高級オーディオ用スピーカー(一つずつ手作り)を作る職人は、スピーカーのコーン紙をはじくと、そのコーン紙の良し悪しがわかるそうです。
- Tann3
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回答No.1
紙コップは弾性体ではないので、部分振動せずに全体で一様に動く。振動数によって振動モードがあまり変わらない。 これに対し、アルミ缶やプラスチックコップは、弾力があるので、部分的に振動しやすく、部分ごとに固有振動数があって、振動数によってあちこちで部分共振するので、周波数特性が暴れる。 オーディオ用のスピーカも、振動板は紙やパルプなどを使うことが多いです。