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期首なので社債について再振替仕訳を行うとは?
初めて質問します。簿記2級勉強中です。 今、社債について勉強していますが、「期首につき再振替仕訳を行った」ので仕訳を起こせという問題が分かりません。 なぜ、再振替仕訳が必要なのか、どなたか教えていただけないでしょうか。 ◆問題文の状況 決算日は3月31日の会社で、×1年7月1日に額面総額20,000円の社債を、額面100円につき96円で発行し、払込金額は全額当座預金としました。償還期間は4年で年利率2%、利払日は6月末と12月末です。 社債発行費(繰延資産として処理)は480円で、現金で支払いました。 ×2年3月31日に、決算のため、社債の帳簿価額の調整、社債発行費の償却、社債利息の見越し計上を行いました。 社債発行差金は定額法により社債の帳簿価額に加減し、社債発行費は社債の償還期間にわたって月割償却します。 →ここまでは解けました。 社債利息の見越し計上額(単位:円)は、 [借方] 社債利息 100 [貸方] 未払社債利息 100 でした。 ×2年4月1日に、期首のため再振替仕訳を行うので、仕訳を起こせという問題です。 この回答を見ると、上記の仕訳の借方・貸方をひっくり返した仕訳になっているのですが、それを行う必要性と理由が分かりません。 使っている問題集に解説がないので、わかる方教えてください。
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- hirona
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決算の段階では、「まだ支払ってない社債利息があるけど、そのうち100円は、(もし利息支払い日が決算日までに到来していれば)当期の負担として支払う物」は、当期の分として計上します。 たとえば社債利息を12月末日と6月末日に支払うことになっており、額面*利率=年額400円の社債利息を支払わなければいけない場合、12月末と6月末に200円ずつ払います、でも決算日は3月末なので、1月1日から3月31日の期間の社債利息は、(12月末に利息を払ったばっかりで、次の利息支払い日は6月末なので、その半分の期間の100円)まだ払ってません、でも前回の社債利息の支払い日から決算日までの利息分なんで、当期の負担にしておこう……ということです。 で、決算日の翌日になると、「当期」だったのは「前期」になります。 ああ、前期は、社債利息はxxx円もかかったのか。そんなに支払ったのか。 で終わりにしてはいけないんです。 xxx円も社債利息がかかったうちの100円は、まだ支払ってないんです。6月末に支払うんです。 そのため、前期に負担した社債利息のうち、「実際に支払ったから、それでおしまいにして良い金額」と、「まだ支払ってない金額」とを分けて、まだ支払ってない金額をはっきりさせます。 そのため、見越し計上の仕訳を逆仕訳することで、未払い社債利息の金額がはっきりします。