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心理学を学ぶ動機
こんにちは私は今摂食障害の治療を始めたばかりの22歳です 長年苦しんできたこの病気、治るのか不安でしたが、信頼できる先生にお会いできて今本当に直るのかもっと暗闇に光が差し込んできたかのようおとな気持ちです。 治療の際、先生からお聞きしたのですが、今摂食障害はたいへん増えてきてて、深刻になってきているが実際に治療を受けて回復できている患者さんは一部に過ぎないとか。こんなに苦しくて辛い病気なのに、誰にも相談できず、一人で抱えてる人がどれ位居るのだろうと思うと、なんと自分は恵まれているのだろうと思います。そしてもし自分がこの病気を克服できたら、ぜひこの病気で同じように苦しんでいる人の助けになりたいと強く思うようになりました。 このような動機で、心理学をまなびたいとおもうのは甘い考えでしょうか?自問自答を繰り返していますが答えが出ません。 また、私は来年で大学(教育学部)卒業なのですが、再び大学に入学して学ぶべきなのかもお聞きしたいです。皆さんはなぜ心理学を学ぼうと思ったのですか?
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こんばんは、初めまして。 本当に、心が痛む現状ですよね。 摂食障害自体も増えてきているのも事実であり、摂食障害ということが世間に知られるようになって、そのことが逆に増加要因になっているのも事実だと思います。 あなたが、ご自身の体験をもとに、学びたいと感じたことは、とてもとても素晴らしいことだと思います。 痛みを、身を持って理解していらっしゃるのは、とても強みになります。 ご自身の動機を卑下する必要はまったくないです。 むしろ、とてもとても素晴らしいことです。誇りになさっていいと思います。 心理学には、いろいろな分野があります。 摂食障害の方たちの援助を考えているようですが、それだけではなく、心理学を学びたいとお考えなのですよね? もし学ぶことが実現したら、いろいろな可能性もでてきますね。 もちろん、摂食障害を専門になさるのもいいと思います。 あなた自身が痛みを理解されているし、お気持ちも強いし、素晴らしい援助ができると思います。 学ぶにあたって、実習などもありますが、それは、実際の空気に触れるということを意味しています。 あなたは、もうすでに実習経験をお持ちだということになるのですから。 ただ、ご自身の経験があるというのは、いい面もそして、そうでない面もあります。 心理学というのは、決して他人事ではありません。 苦しんでいる人の助けになりたいというお気持ちのようですし、臨床に興味がおありなのだと思います。 そうすると、自分を見つめるという作業が必要になります。 自分を理解し、受容し、再確認することです。 そのとき、多くの人は、自分の過去の辛い体験にぶちあたります。 患者さんと接しているときに、その感情が出てきてしまわないようにするため、事前にその作業が必要なのです。 患者さんに共感しすぎてしまい、自分と同一視してしまわないためです。 患者さんを理解するというのは、必要なことです。 けれど、理解することと、同一視することは別です。 痛みを共感することは必要なんだけれど、その痛みを、援助者が共有してしまってはだめなんです。 あなたは、ご自身の経験で痛みを分かっていらっしゃるから、余計に感情移入してしまう可能性があります。 だから、やめろといっているのではありません。 それは、違うので、強調しておきます。 そういうことを、知っておいてほしいと思うのです。 それを乗り越えられたら、その人はとても素晴らしい援助者になると思います。 だからこそ、知っておいてほしいと思います。 だから、摂食障害に限ってしまわず、幅広く心理学を学んでいただけるということも、素敵ですよ。 というか、あなたのように、素晴らしい心の持ち主でしたら、いろんな人の痛みを知りたいと思ってくださると思うんです。 欲を言えば、是非、あなたの気持ちのまま、心理学を学んで、いい援助者になって欲しいと思います。 大学は教育学部ということですが、ということは、一般に「心理学」という講義はありませんでしたか? 教育学部でしたら、あるかなぁと思うのですが・・・。 大学を受けなおさなくても、大学院からでも学べると思います。 そのためには、やはり試験があるので、一般教養としての心理学を勉強しなくてはなりませんが・・・。 もちろん、大学を受けなおすのも、いい選択ですよ。 大学院では、やはり「大学で学んだ」ということは大きな力になりますし、その点で努力が必要にもなると思います。 臨床ですと、多分余計に・・・。 実習をつんで、現場にでるのと、いきなり現場にでるのとの違いのようなものだと思います。 あなたが学びたいと思ったこと、とても素晴らしいことです。何度でも言います。素晴らしいです。 そう考えさせてくださった先生と、あなたが出会えることができたことを、嬉しく思います。 もちろん、あなたが心理学を学ぶことにならなくても。 あなたに、「助けてあげたい」というあたたかい気持ちを感じさせてくれたのですし。 自助グループなどで、活動できることもありますしね。 あなたの治療が進み、克服してくださることを、心から祈ります。
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- cure02
- ベストアンサー率15% (6/40)
現在大学で心理学を学んでいます。 私が心理学を選んだ理由は近所で児童虐待が起こった事がきっかけですが、大半は他の学部に全く興味が沸かなかったのもあります。 alison18の動機を聞くと私のような動機が申し訳なく思えてきますね… 私が学んでいる学校の教授で一人、1回別の学部を卒業し、就職してからまた別の大学・学部を卒業、そして心理学部に入りなおして卒業、現在はカウンセラーとしてボランティア等をやってる教授がいます。 一から心理学を学びたいと思うのなら大学に入りなおすのも良いと思いますし、臨床分野といってもその中で色々とまた分かれてくるのでカウンセリングの技法だけを学びたいのなら皆さんの言う様に大学院に進むのも手だと思います。
- kissa
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素晴らしいことだと思います。私は心理学を大学で学んでおりました。しかしながら、心理学という学問はどれほど追求しようとも、多くの場合「役に立たない学問」言い方を変えれば、仕事に直結しない学問であります。なぜならば、医学という分野に内包されているからです。薬の力はものすごいものですからね。 ですが、あなたの考え方には心底尊敬します。甘えなどではないと思います。そういった動機で心理学を学ぶ人はたくさんいます。立派なことと思います。 ここからは聞き流してください。やはり摂食障害を含め精神的要因が起因となる病気は薬による治療が最も効果的です。心理学、学問としての心理学はどうしてもこの点弱い気もします。卒業生として、周りの人間を見てきた経験から言えば、心理学的アプローチでは限界もあるように思えて仕方ありません。
私は大学で心理学を学んでいます。心理学を学ぼうとした当初の動機はプロファイリングに興味を持ったからです。しかし、現在の動機は人を知り、そして自分自身を知りたいということです。どんなときにどんな傾向が出るのかといったことに限らず、様々なことの中で芸術とかいった類のものではなく科学としての心理学を学ぶことは、その動機に適っていると感じています。さて、心理学を学ぶ動機に関してですが、それは人それぞれで良いと思います。ただ。私の通っている大学の教授の一人は『自分が病気だから(病気だったから)、他の人の気持ちも分かる』といった類の動機に関して、「適性には欠けるかもしれない」といったことを講義中に言ったのを覚えています。ただ、これもNo.3の方が回答されていることによっては適性に欠けることはなくなると思います。要は、どれだけ強い動機を持っているか、確固たるものがあるか、によるのではと思います。 さて、大学および大学院への進学に関してですが、上記に挙げた教授とは別の教授が、「心理学とは殆ど関係のないものを専攻していた学生がいきなり大学院で臨床心理学を学ぶのは・・・」と言っていました。そして、認定心理士という資格を臨床心理士系の大学院の受験に関する必要条件としたほうが良いのでは、と言っていました。このことに関しては、私は如何とも言いがたいのですが、その教授の20年に渡る経験等から考えると、また若輩ながら私の個人的な印象から言っても、ある程度は的を得ていると思います。心理学には独特の考え方などがあるということが理由です。このことに関する基盤を院生になる前に身につけておくべきだというのがその教授の意見のようです。ただ、これも動機の強さの問題だと思います。そして、臨床心理士系の大学院受験資格に関して、現在では出身学部も問われていません。実際にも、工学部出身の方が院生になっているという話もあります。 貴方が持っている動機は、私は甘いとは思いません。あらゆる職業にいえることですが、それを目指す動機さえしっかりしていれば、そしてその世界のことを知ろうと今から努力して、その結果でも動機が確固たるものであれば、何ら問題はないと思います。誰でも臨床心理士になる素養は持ち合わせています。 最後に。臨床心理士という資格(免許ではありません)を取得するためには、また資格試験を受験するためには、通常は大学院に行かなければなりません(他に受験資格を与えられることもありますが割愛します)。ただ、その大学院も様々です。同じように、学部で習う心理学も、何がメインなのか、どういった心理学が強いのかも、大学によって様々です。よく調べて考えて、大学や大学院を選ぶことを強くお勧めします。
- rin1322
- ベストアンサー率0% (0/4)
私は臨床心理士のコースに行っています 心理学を学びたいという思いを抱くきっかけに 自分の抱えた問題がきっかけになっている人は比較的多いように思います それは何も間違っていないのですが ただ仕事として患者さんの治療に取り組む以上は 自分の問題は乗り越えるというか 客観的に考えられるようになっておく必要はあると思います 悩み苦しんでいる患者さんと向き合うことは カウンセラーもエネルギーのいることです その時にある程度客観的に考えられることは必要です でないと 自分も巻き込まれたり振り回されたり してしまいます それでは患者さんが一番苦しむことになってしまいます 仕事として心理職としてプロになるならば 自分の問題とはある程度切り離す必要があると考えています 人間としての温かさなどは大事にしていなければなりませんが 冷静さと客観性なども大切になってくると思います ただそういう願いを抱いてきっかけになることは いいとは思いますが その人たちの気持ちがよく分かる という情で考えるのが主になってはどうかなと思います 心理士は非常に難しい大変な仕事だと思っています 助けを求めている人がたくさんいることも事実で 有効な援助アプローチができる人がもとめられていると思います ただあなたがそうやって救われる心理士の方にお会いできたことはとても幸せなことだと思います ただ予想以上に厳しい仕事だということを知って欲しいと思います 大学を出ていらっしゃるのならば 大学院の臨床心理士の指定大学院に行けば カウンセリングの技法が学べます 学部は問われません 私なりの意見なので あまり気にしないで下さい
- elkiti
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私は中学の時にいじめられ、高校の時に友達に裏切られ、人間不信なりました。 そのことから心理学をめざし、大学で心理学を学びました。 ですから、私みたいなほんのちょっとした事でも心理学を志し、大学へ行くものもいますよ(^^ゞ だから、あなたの考えは決して甘い物ではないと思います。 また、意外と基礎からやる心理学って理系で、統計を学びます。カウンセリングのみを学びたいというのであれば、大学に入りなおすよりも、別の道があるかもしれませんね。 あなたが大学に入りなおし、将来の設計が立っている(心理学を使った職業につく!)のなら、大学に入るのもいいとは思います。でも、興味だけなら単位取得生でもいいかな?とも思いますよ。 一度、お世話になっている先生に相談してみてはいかがでしょう。
補足
詳しい返答ありがとうございます。単位習得生とは思いつきませんでした。まずはそこからはじめてみようかな。とてもありがたい情報聞けてうれしいです! 心理学専攻されているという事は、将来は心理学関係のお仕事をなさるおつもりですか? ぜひ私の先生のような素敵な先生になってください!
貴方の意志が一番、大切だと思います。例えば、臨床心理士。これは大変なお仕事ですよ。クライアントの話に耳を傾け、クライアントに何をしてあげられるか考え、実行に移す。 経験者でないと、判らない・理解できない部分もたくさんあると思います。特に心の病などは。 >このような動機で、心理学をまなびたいとおもうのは甘い考えでしょうか? 僕はそうは思いません。意志をしっかりと持ち、一貫させればどんな職にも就くことが出来ます。 頑張って。応援していますよ。
お礼
ありがとうございます!! そうなにより自分の意思が一番大事ですよね 実際にそういっていただけるとすごく心強いです! 将来の夢もなくただ過食しかなかった自分。そんな自分だからこそできることがあると思っています。 まずは自分がここから立ち直らないとですね、 ありがとう。 心理を専攻されているということは、将来はカウンセリング関係のお仕事をなさるのかな? ぜひ私が出会えたような素敵な先生になってください。
補足
NO2の方とごっちゃになってしまっておかしな返事になってしまいました。申し訳ありません(>_<) 時々こういうドジをやってしまう自分が恥ずかしいです…(__:) 早く摂食障害から立ち直って、将来に向けて頑張りたいです!自分の意思次第でどんな職にも就ける、その言葉聞けて嬉しいです! 力強い暖かいお言葉本当にありがとうございます。
お礼
大変参考になる貴重なご意見ありがとうございます。私が引っかかっていたのはまさにその事です。 感情移入は御法度だという話を聞いていたので、自分はそうなってはしまわないだろうかと。 rinさんのご意見参考にさせていただいてどのように摂食障害問題に関わっていくのか考えてみようと思います。 それでもやはりこの道でやっていきたいと思ったら、自分の意思が一番かと思いますので、頑張ってみようと思います ありがとうございました!!