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放射能を避ける食事法とは?
- りんごの皮をむいて食べることは放射能対策に効果的なのかについて、アメリカ人の友人と意見が食い違っています。
- 日本の専門家はりんごをよく洗って皮をむくことが良いと言っていますが、友人は放射能は皮を通過して実に入っているので意味がないと主張しています。
- 質問者は毎日の食生活で放射能に対処しなければならないことを伝えたいと思っており、アメリカに住んでいるから知らないというのは公平ではないと感じています。
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事実関係については、アメリカ人のご友人のほうが正しいです。放射性物質が空中から何かに付着することを心配する時期は過ぎていて、水を通して土壌に入り、それを植物が吸い上げる、つまり植物が内部被ばくしている放射性物質を気にする時期にはいっています。 りんごの皮については、むしろ、りんごペクチンの内部被ばくをもたらす放射性物質の排出効果に期待する向きもあります。ただ、個人的には期待していません。有効ならサプリ等で出ているでしょう。 りんごの皮に期待する人はいますが、それに放射性物質が付着することを心配している人は、もういません。水源からの汚染は心配すべきは心配すべきですが、それが必要ならなら、実を含めたりんごの木全体であって、りんごの実の皮だけということではありません。 なお現在の日本の状況では、放射能(radioactivity)という曖昧な言葉は避けるべきで、問題とするのが放射線(radiation, radial rays)なのか、放射性物質(radioactive substance/material)なのかをはっきりする必要があります。違う二つのものが一括りで放射能という言葉になって伝えられ、誤解が広まる場合もあります。 りんごは洗って、さらに皮をむく方がいいというのは、3.11以前から言われてきたことで、その理由は農薬や皮のつやを出すためのワックスとされています。 調べた範囲では、農薬は心配する必要はありません。つやは内部から染み出る糖のためのワックスは使用されていません(さらにワックスがけする手間が農家にはない)。 なおりんごは日本国内生産が潤沢な、珍しい果物で、輸入のりんごはほとんど出回っていません。これも農薬を心配しなくていい理由の一つになっています(害虫等の規制をクリアするためのポストハーベストが輸入農作物には多い)。 屋外でむき出しになっているのですから、洗った方がいい。埃をかぶっていることは確かでしょう。しかし、皮をむかないと危険ということではないし、皮をむいたら安全性が上がるということでもありません。 ですので、英語でどう言うか以前に、そうした点で話が合わないはずです。ご友人は外部放射線と外部から付着する放射性物質の区別がついておらず、質問者様も専門家の言だとしてりんごの皮をむくべきとだけ主張しても、互いに理解が進むはずはありません。 そういうときは、互いに調べ直すことを提案したほうが良いでしょう。ネット検索や書籍情報で不足、あるは不明な点は、たとえばこの質問サイトに適したカテゴリーがあるはずです。 Well, I think we should check out the information about apples in Japan. なお、「あなたは[何かの当事者]でないから分からないのだ」というのは、少なくとも英語圏では理解されません。 我々日本人が日本のことを海外の人に紹介していて、質問に困ったりしたとき、つい言ってしまいがちなのが、「これは日本人にしか分からない(Only Japanse can undestand this.)」です。これは、相手は困惑します。 相手がもっと困る言い方は、「これは、日本人にならない限り分からない(You need to be a Japanese to understand this.)」です。分からないことを聞いている以上、文字通り受け取りますので、「できないことをしないといけないと言われても困る」となります。 特に合衆国は人種のるつぼとも言われ、文化的にもさまざまに違うグループを形成しています。相手が大嫌いで、話が平行線だと予想しても、何が平行線なのかを確認するまで、話します。伝統的な日本文化の文脈では言わずとも察するのに対し、分からないのを承知のうえで、話を突き詰めるのが米国流と言えるかもしれません。そうしなければ、暴力に発展するわけで、それは実際に米国の歴史で何度も起こっています。 紛糾しやすい話題については、そうした文化の文脈に根差す感性の違いも含めて、話さねばならないでしょうね。米国人相手には未だにこちらから、そういう相違を説明する必要があるかもしれません。 昔のことになりますが、不時着した『謎の惑星』で、猿そっくりの二足歩行生物が英語を喋っていても、それが何を意味するか、『地球から来た英語圏の宇宙飛行士』である主人公が気が付かない脚本の映画を、全世界に公開しています。そのお国柄は未だに残っているかもしれません。
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お礼、ありがとうございます。#1です。 あくまでも、どちらかといえばご友人のほうに正確な情報が多いようだということであって、「放射能は皮を通過して実に入っている」という点は間違いだと思います。ちょっと読み直して、そこが不明瞭なことに気が付きました。大変申し訳ありません。 英語を喋る猿みたいな『宇宙人』が出てくる映画は、「猿の惑星」という、フランスの小説を原作とする映画です。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%8C%BF%E3%81%AE%E6%83%91%E6%98%9F%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA 原作では『猿』は独自の言語だったのが、映画化されるにあたって英語になりました。少なくとも日本では「英語を喋る猿がいるのに、どこに辿り通いたか気が付かない主人公っていったい……」と絶句する映画ファンも少なくなかったそうです。 当時は冷戦で、米ソの全面核戦争もあり得る軍事対立があったわけですが、米国の最強の敵国のソ連も、国連などの公式な場所では、英語を使うのが基本でした。「アメリカは英語が宇宙の公用語だと思っているのではないか?」と本気で疑う人もいて、それを一概には否定できないような雰囲気があったようです。 とはいえ日本のフィクションでも、本当に外宇宙から来た本物の宇宙人(?)が開口一番、日本語で話しかける話があるわけです。 そこは演出の限界を察して欲しいという、「お約束」の部類ではあります。フィクションの「お約束」をどう考えるかは、これもまた紛糾する話題になり得ます。 P.S. その当時の別のエピソードですが、一部の日本人の間には、米国人には英国流英語を、英国人には米国流英語を喋るというコツがあったそうです。 米国人は国勢を誇っていたものの、英語の本家ではないという思いがあったそうで、日本人がカタコトながらイギリス英語を喋ると、「やっぱり、言葉ではイギリスなのか」としょげて、舌鋒が鈍る。 日本人が英国人に、カタコトながらアメリカ英語を喋ると、「やっぱり、国の勢いが違うのか」としょげて、言葉を濁す。 相手の母語で渡り合うには、いろいろと苦労があったそうです。今はそうではなくなった、ということではないですけれど。
お礼
補足をありがとうございました。 そういう意味だったのですか。 アメリカ人はやっぱり、自国が一番というような気持ちが意識の奥にあるのか・・とあらためて感じました。外国人と付き合うには、国民性や文化を知ることも大切ですね。 psのエピソード、面白かったです! ご親切な回答に、感謝しております。 ありがとうございました。
- Oubli
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今できてる林檎は去年の3.11には芽さえなかったわけですから、皮をむいても何の意味もないんじゃないでしょうか。アメリカの友人の言ってることの方がよっぽどまともでしょう。 それともセシウムが林檎の皮に集まるというデータでもあるのでしょうか?
お礼
回答をありがとうございます。 データを調べたわけではありません。 ネットで、お米や野菜や何でもよく洗い皮をむいた方が良いと見たときから、自分でできることをしているだけです。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
I eat apples without washing or peeling. Now that should make you happy. (Dummy!) 私は洗いも皮を剥くこともしないでリンゴを食べる、そうすればあなたは幸福になるんだろ。(このアホ) こういう英文はいけませんかね。
お礼
回答をありがとうございます。 やっぱりアホですか? どうしてこんなに話(気持ち)が通じないんだろうかとイライラしてしまいます。 私の英語力の問題もあるのですが、それにしても、全く接点が掴めません。 SPF700さんが書いてくださった英文は、友人が傷つくので言えません。すみません。 3年間信頼関係を築いてきたのですが、悲しいことに、ちょっと揺らいでいます。
お礼
回答をありがとうございます。 ご丁寧な説明を読んで、いろいろと納得できました。 確かに、英語うんぬん以前に、話がかみ合っていませんでした。 論点を考えることと英文を考えることがごっちゃになって、頭がパンク状態になってしまいました。 解きほぐしてくださって、気持ちが楽になりました。 友人は間違えていなかったし、理不尽なことを言っていたわけでもないと聞いて 安心しました。 例文も大変参考になります。 ’互いに調べなおすことを提案する’というのは、とても大切だと思いました。 この言葉を忘れずに、こんがらがったときには提案していきます。 最後の映画のお話ですが、宇宙人が英語を喋っていたのにわからなかったということですね? 外見が猿のようだったから英語を喋るとは想像できなかったということでしょうか? そしてそれを全世界に公開している意味とは・・・? お国柄とおっしゃっていますが、どういうことなのか気になっています。 もしよろしかったら、もう一度説明していただけると嬉しいです。