騒ぎすぎでは

質問

福島原発で非難を余儀なくされている方々には、お見舞い申し上げます。
被災地の方々は別にして、それ以外の地域の人々は少し騒ぎすぎと思います、私は５９歳になる埼玉県に住むものですが、私が子供のころ５０年前はアメリカ、旧ソ連、中国などが大気圏核実験を繰り返し、世界中が放射能に汚染されていたのです。
　ビキニ環礁での核実験で、実験場所から１００キロ以上離れた海で操業をしていた第５福竜丸が、核実験による放射能を含んだ灰（当時死の灰と呼ばれた）を浴びる被害を受け、乗組員が被曝をしたり、魚は汚染されたりと大変なことになっていたのです。
　私達は、雨にぬれると髪の毛が抜けるから雨にぬれるな、野菜などは洗剤を使って良く洗って使えなどと言われながら生きてきましたが、今現在にいたっても健康に何の問題もありません。
　大気中の放射線量も、今に比べれば何千倍もの線量を浴びてきたのです。
　今の政治家の中にも同じ体験をした人がいるはずです、何で今こんなに騒ぐのか私には分かりません。
　ロシア、中国が日本の原発事故を騒ぐのもおかしな事です、中国の黄砂でも分かるように気流に乗って日本に流れてきますが、日本から大陸に放射能は流れないのです。
　アメリカ、旧ソ連、中国は自分たちがしてきた核実験で世界中に放射能を撒き散らして置きながら、日本を非難できないと思う。
　また、東北を除いた関東以西の地域の人は、新聞などに報道される測定値は健康に何の問題も無いのに放射能に対して神経質になりすぎていると思う。
　５０年前の経験をしてきた私はこう思うのですが間違っているでしょうか。

回答No.1

duraphat · ベストアンサー

まったくもって仰る通りだと思います。中国にしても砂漠地帯での過去の核実験の為、黄砂には放射性物質が微量ながら検出されるとのことですし、核実験を繰り返してきた核保有国が善人面して非難することはフェアではありません。核を保有し、原子力発電を利用する国として、核使用の全廃あるいは非人道的な使用を防ぐ最大限の努力とシステム構築に全力を注ぎ、原子力発電にしても安全な稼働への努力に注力し、危険性も理解し、有事の際には互いに相互扶助の精神で助け合わなくてはなりません。すべきは非難ではありません。放射線という見えない存在と、政府に対する不信感や繰り返し行われる不安をあおるような報道の為に、集団ヒステリーに陥りやすい状況であります。放射線の影響は量とその効果が直線的な比例関係にある一般的な薬剤と異なり、被ばく量が少なければ少ないほど安全性はより高くなり、被ばく量や被ばく期間が多く長くなるほどより健康に対する影響も起こるかもしれないという可能性が高まるといった確率的影響と、一定のしきい値を超えると確実に発症する脱毛や汎血球減少や死亡といった確定的影響とがあり、こういった一般的に認知されていない特性ゆえに放射線による影響を説明しても一般の人から見れば曖昧で混乱を招いたり、疑問視される面もあるかと思われます。報道されるような測定値ではまず健康被害が出るようなものではありませんし、多少被ばく量が増えたからといって必ずしも健康被害が出るものでもありません。今後日本経済を立て直していくには放射能問題でさらに消費が冷え込むのは賢明なことではありません。ただでさえ、部品供給問題や電力不足による輸出製品の生産性低下、高止まりした円高水準、各国の輸入禁止措置なども含めて外需が落ち込むことが予想されるだけに、頼るは内需の拡大なのですから。

お礼

回答有難うございます。
　一般国民は、政府の言うことマスコミの報道などしか情報は入らないのです、テレビ番組では何処かの大学の先生とか原子力に詳しい方と称するコメンテーターを出演させているが、見ていると言っていることが、微妙に違うように思えて仕方がないのです。
　政府がしっかりとして国民に正しい情報を示してもらいたいと思います。

回答No.3

onioni1999

概ねその通りですよ。

首都圏などはどう考えても人体に影響が出るようなレベルではありません。

ただ、大人は確実に平気でも乳児や妊婦まで大丈夫かというとそれには疑問があります。

乳児や胎児というのはとてつもなく脆い生き物なのです。
普段大人が摂取しても絶対に問題無い量のお酒でも胎児には重大な影響を与えたりします。

ですから乳児や妊婦を持つ家庭については別として考えるべきだと思います。

福島県やその周辺以外で騒いでる大人はただの馬鹿です。

お礼

回答有難うございます。
仰るとおりです、テレビなどを見ていると、恐怖心をあおるようなことばかりで、正確な情報を伝えていないと思います。
　乳児や妊婦さんを守る為にも、周りの者が正確な情報のもとに冷静にならなければならないと思います。
　そうすれば、むやみにペットボトルの水などを買いだめせずに、乳幼児などに十分行き渡るように夏と思います。

回答No.2

HAL2（@HALTWO）

私も「騒ぎすぎでは」と思います。
ただし「実質的な被害が少ないのに過度に騒ぎすぎている」と感じているのではなく「正しい知識を得ようとはせず、風評に反応して騒ぎすぎている」と感じています。

TV も新聞も風評被害を助長するものです・・・例えば「ホウレン草 1kg からヨウ素131 10000 ベクレルもの高濃度！」と言う見出しを見て「ヨウ素131 10000 ベクレルの経口摂取ならば 220 マイクロ・シーベルト。100g ならば 22 マイクロ・シーベルト。半減期は 8 日だし、湯がいて食べるから実質的に 10 マイクロ・シーベルト以下。」と直ちに判断できる人など滅多にいないでしょうから 「1 万ベクレル」「高濃度」と言う見出しに恐れおののき大騒ぎしてしまいます。

こういう人達は「癌細胞に大量に含まれていて肺に吸引するとものの数秒で死に至らしめられるジハイドロモノオキサイドがお宅の水道水から高濃度で検出された」などと言われると腰を抜かすほどびっくりしてしまう事でしょう。・・・ジハイドロモノオキサイドって「水」の化学示性式を英語で読んだだけのものなのですけれどね(笑)。

私はそうやって大騒ぎする人を見かける度に
http://radiation.fxsearch.biz/index.php
を紹介しているのですが、なしのつぶてのようです (汗)

まあ、家庭の医学やインターネットで病状や薬を調べることなく、わけのわからない薬だの健康食品だのを盲信して買い漁る人が殆どでしょうから、しようがないとも言えるのですが・・・。

御指摘の通り核実験にせよ福島原発事故にせよ埼玉県民が直ちに健康被害を生じるものではなく、癌罹患率が上がって寿命がちょっと縮まった程度のものでしかないだろうと思います。

医学の進歩、生活水準の向上に伴って日本の平均寿命は年々増加していますが、核実験がなければもう半年ぐらい伸びていたかも知れないなというところでしょうし、福島原発事故の影響も現時点では将来の平均寿命が数ヶ月縮まったのかなぐらいのものでしょう。

それぐらいならば、今生きている私達にとっては自分たちの身体に何が起こっているのかなど知る由もありません。

ただし、チェルノブイリ原発事故の例を見ても福島原発周辺域の幼児達の中から今後明らかな障害が生じてくるようになる人が出てくるのは確かでしょうね。

＞ロシア、中国が日本の原発事故を騒ぐのもおかしな事です。
これは外交カードにもなるでしょうから、自分のことは棚に上げてでも(笑) 騒ぐでしょうね。

＞アメリカ、旧ソ連、中国は自分たちがしてきた核実験で世界中に放射能を撒き散らして置きながら、日本を非難できないと思う。

・・・と言うと「悪いことをしてきた大人は悪い子を罰する資格がない」ということになってしまいます(笑)。

核実験は「実験」の言葉が示すように「わかっていて行うのではなく、仮定を実証するためにおこなう」のですから、実験時は「よくわかっていない」状態です。

第五福竜丸の事件にしてもアメリカは威力 4 メガトンのつもりで危険区域を設定していたのが、爆発させてみたら 15 メガトンの威力があったことから事件が起こってしまったのであり、実効威力が 15 メガトンもあるとはわかっていなかったわけですよね。

アメリカやロシア (ソ連) が何度も実験してきたからこそ今では図書館やインターネットでも「短時間被爆での被害表」が得られるようになったわけですが、人体実験を行ってきたわけではないので核実験ぐらいでは「被爆者の長期間追跡調査」は行えず、かなりのことがわかってきたのはチェルノブイリ原発事故ぐらいからのものでしょう。(もっとも、そのチェルノブイリ原発事故もロシアのことですから「短時間被爆での被害」を知っているにもかかわらず、兵を現場に差し向けて多くの死者を出しているのですが・・・)

「御前達もやってきたことだろうに、御前達から (日本が) 文句を言われる筋合いはない」みたいなことは言えないかと・・・。

お礼

回答有難うございます。回答者さんの言われるとおりですが、今日の朝刊を見て原発事故は協力してくれるようですが、日本製品に対しては輸入規制をこれからもする様で、これに納得がいかないのです。
　その思いが、日本を批判するなと言う表現になってしまったのです。
　アメリカは、広島、長崎に原爆を落とした後、終戦になってすぐに広島、長崎に調査団を送り込み原爆の威力などを調査しているし、日本が被爆者に対して長期に調査しているので、放射能の人体にたいする影響力は分かっていると思います。
　どちらにしても、政府、マスコミは正しい情報を分かりやすく国民に知らせてほしいものです。