- ベストアンサー
日本の朝鮮半島現代史の重要な争点とは?
- 朝鮮半島現代史において、日本が行った外交の背後には人質だけではない重要な争点があります。
- 韓国ではこの事実はどのように認識教育されているのでしょうか?
- 日本と韓国の関係を理解する上で、この争点を知ることが重要です。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
広い視野で捉える姿勢が必要です。当時の日本がアメリカ、ソ連、北朝鮮、中華人民共和国、中華民国(台湾)とどんな関係だったか。それらの国々と日本との間にどのような問題があったか。なにより日本がどういう状況だったか。 小笠原諸島はアメリカ海軍に占領されたままで、まだ返還されていません。奄美群島、沖縄諸島、大東諸島、先島諸島(尖閣含む)も同様にアメリカの統治下にあります。 ソ連との間の日ソ共同宣言もまだです。シベリア抑留問題が解決していません。すなわち、まだシベリアで強制労働させられていた日本人が残っていたのです。当然、北方領土問題も未解決のままです。南樺太・千島列島の扱いも確定していない。 北朝鮮は、そもそも日本は承認していない。 中国代表権問題がこじれて、サンフランシスコ講和条約には中華人民共和国も中華民国(台湾)も参加していません。ソ連は中華人民共和国が中国の代表と認められなかったのが不服で参加していません。 要は先に挙げた5カ国の中でサ条約に参加したのはアメリカだけなのです。こういう中途半端な状況で、山ほど外交案件が残っているのに韓国と事を荒立てるわけにもいかなかったのです。なによりも東西冷戦真っ只中で同じ西側の韓国と対立することはアメリカが喜ばない。万一、韓国で共産革命が起きてしまえば、朝鮮戦争で血を流した人たちの立場がない。 日本だって共産革命が起きるかもしれなかったのです。日本共産党は中国共産党にならって武装闘争方針を持っていました。まだ55年体制にもなっていない。日本社会党は全面講和か単独講和かで内部対立し右派と左派に分裂していました。保守系は小党が乱立していました。 韓国と対立を深めてしまうと、日本の親北朝鮮派が勢いづいてしまいます。 その意味ではウィル2012年10月号も視野が狭すぎると思います。日本人が日本の歴史を知らないのに、韓国をとやかくいっても仕方が無い。
その他の回答 (1)
- rabirabi88
- ベストアンサー率10% (14/128)
人質と戦力が無いこと、戦後の混乱を抜けていないこと、国内の空気、マスコミの世論誘導、アメリカの干渉 などでは
お礼
ご回答ありがとうございます。 理由はともあれ、当時の韓国にさえ屈服してしまうなんて恥ずかしいですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。共産勢力に対抗するため暴力的な韓国のやり方に同意したということですね。戦争に負けること、武力がないことの悔しさがよくわかりました。