キティーちゃんのひげ
以下のように白黒でデザインされた独楽(こま)をまわすと虹色に見えるというのを昔アニメの一休さんで紹介していた記憶があります。同様のことを以前偶然に本で読んだこともあったのですが何の本であったのか忘れてしまいました。私自身子供の頃、一休さんを見た後この独楽を作って実験してみたことがありますがなんとなく色がついて見えたように記憶しています。
さて、この現象はどうして起こるのでしょうか。物理的(光学的)なものでしょうかそれとも生理学的なものなのでしょうか。露出を長くしてカメラで撮影したらどう写るのでしょうか。ご存知の方ひまなときに回答ください。
独楽の作り方 (わかりやすいように独楽の中心を(0,0)とし半径1の円とします。)
1. y<0の部分(下半分)を黒で塗りつぶします。
次に y>0(上半分)のうち
2. x軸と、y=-xと、x^2+y^2=1^2と、x^2+y^2=0.75^2で囲まれる領域に3本の
円弧を描きます。円弧は(0,0)を中心とした同心円弧で、領域いっぱいに書
き、それぞれの円弧が等間隔で並ぶようまたそれぞれの間隔が円弧の太さと同
じになるようにやや太めに黒で描きます。
(私はこれをキティちゃんのひげと呼んでいます。)
3. y=-xと、y軸と、x^2+y^2=0.75^2と、x^2+y^2=0.5^2で囲まれる領域にも同
様に3本のキティちゃんのひげを描きます。
4. 以下y軸と、y=xと、x^2+y^2=0.5^2と、x^2+y^2=0.25^2で囲まれる領域およ
びy=xと、x軸と、x^2+y^2=0.25^2で囲まれる領域にも同様に描きます。
以上で独楽はできました。(キティちゃんのひげが45°ずつ回転して中心に向かっているデザインになっていると思います)
お礼
調べてみると、おっしゃるとおり反薄明光線のようです。 スポークとかいう現象らしいです。 これだけの太陽高度で反薄明光線が出て、おまけに過剰虹まで見えるという珍しいものだったようです。 ありがとうございました。
補足
私も最初はそう思ったのです。 しかし、薄明光線は普通は広がるように見えるのではないでしょうか。 だからといって、反薄明光線にしては、太陽高度が高すぎます。 反薄明光線 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%8D%E8%96%84%E6%98%8E%E5%85%89%E7%B7%9A 写真では、下にすぼまり、上に広がるように筋が見えています。 筋は、虹の弧の中心を向いているのです。 薄明光線の類ではないと思うのですが。