• ベストアンサー

日商簿記2級 繰延資産

簿記2級の繰延資産の意味が理解できないのですがテキストを見ると (創立費/現金) (創立費償却/創立費) となっていたので 会社創立時(増資時)に一括で計上した費用を後に少しずつ消していっている という解釈でいいのでしょうか? もしそうなら先に計上した費用を後から消していく意味はなんですか? 説明が上手く出来てなくて申し訳ないのですがよろしくお願いします

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • srafp
  • ベストアンサー率56% (2185/3855)
回答No.3

◎創立費  創立費(私が勉強した頃は「創立費」と「開業費」)勘定は、会社を設立する時から営業を開始するまでの経費を一時的に資産[繰延資産の部]に計上する勘定科目です。  何故経費を資産に計上するのかと言うと、営業開始時点では当然に利益が出ていないという理由と、たいていの場合に、その経費を開業第1年目に全て負担(費用に計上)するのは期間損益の判断を狂わせる結果となるからです。 【仕訳例】 x1年4月1日 創立に要した100万円を現金で支払い、創立費に計上   創立費 100万円 / 現預金 100万円  ◎創立費償却  一旦資産に計上した「創立費」を何10年も資産に上げておいたところで、それが財産として売却できないということは理解できますよね。そして、上に書いたような理由で資産に計上しているので、適切な期間で按分し、早く償却(ゼロにする)のが正しい財産状況の表示といえます。  そこで、会計原則では5年以内の均等償却と定めており、その償却の際の勘定科目が『創立費償却』と言う費用勘定です。 【仕訳例】 x2年3月31日 決算整理で創立費を償却した。償却期間は5年の均等とする。  創立費償却 20万円 / 創業費 20万円

otmo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます ご丁寧に解説していただいてとても助かりました

その他の回答 (2)

回答No.2

此の質問の御蔭で、私の学習にも繋がりましたので、 私が参照しましたページを紹介させて下さいませ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%B0%E5%BB%B6%E8%B3%87%E7%94%A3 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%82%8C%E3%82%93_(%E4%BC%9A%E8%A8%88)

otmo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます のれんまでURLを載せていただいてありがとうございますとても解りやすかったです

  • minosennin
  • ベストアンサー率71% (1366/1910)
回答No.1

「創立費」は「費」がつくので一見、費用科目に見えますが、実は資産科目です。創立費の残高は、貸借対照表の資産の部の繰延資産に計上されます。 一方、創立費償却は費用科目です。損益計算書では営業外費用に計上されます。 お書きの通り、支払時に一旦創立費という資産科目に計上して、その後5年間で創立費償却という費用科目に計上して5年後には償却が終了します。 創立費が資産科目であることが分かれば、疑問点は解消されると考えますがいかがでしょうか。

otmo
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます 資産科目として処理を考えたらすっきりしました

関連するQ&A