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全経簿記上級149回の繰延税金資産について
繰延税金資産を安易に計上するのは良くない。とありますが繰延税金資産を計上できる条件はなんでしょう という問題ですが 将来損金算入が確実である場合にのみ資産性を認めて繰延税金資産を計上するべき と、私が解釈してみたのですが合っていますか? 解答には、将来の納税額の減少が確実に見込まれることが資産性を認める場合の重要な条件である。とされてます。 なんだか理解が難しくて意味が分かりません ご解答よろしくお願いします
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繰延税金資産を計上するためには、将来の回収可能性が見込まれることが必要です。 その回収可能性とは、繰延税金資産の計上の原因となった将来減算一時差異の解消時に、その解消額を吸収できるだけの十分な課税所得(つまり利益)が発生することが条件となります。 その発生した利益から、質問者さんの云われる損金算入を差し引けば納める税金が減少する、つまり繰延税金資産を回収できる訳です。 ですから、将来の納税額を減少させるには、まずは利益がでてこれに対する税金が発生しないことには話にならないということです。 これを言い換えれば、「将来の納税額の減少が確実に見込まれる」ということになります。