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文学におけるthat

ある文法書で、 thatは,特殊な文体効果をねらった小説など以外では原則として非制限用法には用いない とあったのですが、どんな効果があるのですか?

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  • trgovec
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回答No.1

18世紀くらいまでは非制限用法に which/who も that も区別なく用いられていました。効果の一つとしてわざと古い感じを出すことが考えられます。 現代の文でもまれに .that が見られ、しかも古めかしさを演出しているとは思えないことがありますが、ネイティブスピーカーでもその受け取り方が一様ではないようです。 http://stancarey.wordpress.com/2011/11/14/that-elusive-non-restrictive-that/ 上記のページで現代の作家 P. Fitzgerald の作品にある "In her mouth was something bitter, that tasted like the waters of death." についていくつかの意見が交わされています。「『間』を表現している」、「something bitter, something that tasted の something が一つ省略されたもの」、「どう見ても制限用法にしか見えない。コンマを取り去りたい(つまり誤りということか?)」など受け取り方がさまざまで、それこそ書いた本人に聞いてみないと分からないというようです。

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