• ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:心室細動のメカニズムについて。)

心室細動のメカニズムについて

このQ&Aのポイント
  • 心室細動は、腎不全などの高K血症などのK排泄が正常に行えなくなったときなどに生じうる症状であり、個々の心筋細胞が勝手に活動電位を発生することで心臓が正常な収縮を行えなくなる疾患です。
  • 心筋細胞において、細胞外のK+濃度が上昇すると、細胞内のカリウムイオン濃度が高くなり、静止電位の値が上昇します。この状態では、脱分極しやすくなり、閾値を越えやすくなります。その結果、心筋細胞が勝手に活動電位を発生し、奔放な収縮が起こる流れと考えられています。
  • 心室細動は生命に直結する重篤な状態であり、細胞外のK+濃度の制御が欠かせないと言えます。このメカニズムについては、まだ完全に解明されていない部分もあるため、今後の研究が待たれます。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • thegenus
  • ベストアンサー率49% (330/673)
回答No.1

血清カリウム濃度は高くても低くても心室細動につながる要因になるのではありませんかね。歯車が狂ったが最期みたいな、致死的な不整脈です。 「7. カリウムやカルシウムが少ない時は要注意。」 http://japan.gehealthcare.com/cwcjapan/static/cardiology/magazine_lecture2/comedical/com_07.html >『高K血症で細胞外のKイオン濃度が高くなると、濃度勾配が少なくなってKイオンの流出が少なくなり、細胞内の電位が次第に高くなっていきます。』 >『Naチャネルは細胞内の電位が高くなるほど開き難くなります。 したがって、高K血症ではNaが入り難くなって、電位が上がり難くなっていきます。その結果R波は次第に幅が広く、低くなります。 つまり、電気が起き難くなっていきます。 一方、再分極を起こすKチャネルは開きやすくなってKがより急速に出ていく結果、T波は幅が狭く左右対称の形状で尖って大きくなっていきます。 』 チャンネルごとに違う訳です。総合的に、普段とは違うようになります。 心室細動はバラバラ動いて心臓として機能しなくなった状態ですよね。心電図の波形が細かくギザギザに動くというのは個々の心筋が単独で活動電位を頻発しているんじゃないのではありませんかね。綱引きにたとえると10人でソーレ!ソーレ!なら2回ですが、10人がバラバラに引くと、ぐっちゃぐっちゃになりますよね。そうなると休まずに引き続けるような展開になるでしょう。それでは全体として強く有効な力を発揮できません。 心臓をエンジンになぞらえると、心臓もエンジンも適正な条件によって上手く回転するように出来上がっていますよね。ガソリンの質が変わるとエンストするでしょう。 仮に、ABCの3つの部位があって、それが123♪123♪ズンチャッチャーッと音を鳴らすことで、上手く回転するとして、それはある条件下で、自動的にそうなるのであって、その条件以外では(血清カリウムが適正から外れると)、ズンズンチャズンチャーチャーズンズンズン……になって、それでは血液が循環しなくなって、それに対して、ちゃんとやれちゃんとやれと指揮者の号令も立て続き掻き立てられ、もう大混乱のドンチャン騒ぎになって、くたびれて、ポックリでしょ。 あの心電図の波形を演じるように心筋が動くというのは大変な好条件なのであり、それはある範囲内で、保障されている動きなのです。 夏もちーかづ♪はーちじゅうはちや♪♪ 狂いだすと、互いの動きが刺激になって、パチパチパチパチと早撃ちするじゃない。それではしっかり叩けませんからまったく音をならせませんよね。心室細動です。

perfectdocter
質問者

お礼

ご回答いただきありがとうございます。 カリウム排泄が正常に行われないと、カリウム濃度の勾配が細胞内と、細胞外で薄くなり、漏洩型カリウムチャネルからのカリウムの流出が少なくなるのですね。納得しました。 心室細動についても、補足いただきありがとうございます。理解が深まりました。 また、ご回答よろしくお願い致します。いつもありがとうございます。

関連するQ&A