- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:静止電位に達するまでに移動したイオンの数の計算)
静止電位に達するまでの移動したイオンと濃度変化
このQ&Aのポイント
- 細胞膜はコンデンサーとして考えることができ、半径10µmの細胞において、細胞外には5mM、細胞内には150mMのK+イオンが存在する。
- 細胞膜の電気容量は1µF/cm^2であり、膜電位は0mVであったが、イオンチャネルが発現し、最終的に静止膜電位に達するまでに何個のイオンがどの方向に移動するかを求める。
- また、イオンチャネルが出現して膜電位が0mVから-87mVまで変化する間に細胞内のK+イオン濃度はどれほど変化したかを解答する。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
たぶん,直径10 μmの間違いだと思うな.半径は 5 μm. この細胞の表面積は4 × π × (5×10^-6)^2 = 3.14×10^-10 m^2 = 3.14×10^-6 cm^2 したがって膜容量は全体で 3.14×10^-6 × 1 = 3.14×10^-6 μF ここで87 mV の電位差が出るので,Q=CVから電気量としては 3.14×10^-6 × 10^-6 × 87×10^-3 = 2.73×10^-13 C だけ電荷があり,これがK+ (1個の電荷は1.6×10^-19 C) によっておこっているのだから, (2.73×10^-13) / (1.6×10^-19) = 1.7×10^6 個ということになる. この数だけ,K+は膜外に出ていくわけだが,細胞の体積は (4/3) × π × (5×10^-6)^3 = 5.23×10^-16 m^3 = 5.23×10^-13 L であり,動いたK+の物質量は(1.7×10^6) / (6.0×10^23) = 2.8×10^-18 mol,したがって 濃度変化量は (2.8×10^-18) / (5.23×10^-13) = 5.3×10^-6 mol/L あれ?
お礼
完璧な解答解説をしてくださり、誠にありがとうございます。 お陰様でようやく理解することができました。 ご指導を頂戴するまで本当に気が気でなかったので大変うれしく存じます。 また機会がございましたら是非ともご指導ください。 ありがとうございました。