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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:銀行出身の社長の会社の特徴は?)
銀行出身の社長の会社の特徴は?
このQ&Aのポイント
- 銀行出身の社長の会社の特徴とは?転職活動中の方が気になると思います。銀行系出身の社長が経営する会社は、金勘定に厳しい傾向があります。
- 銀行出身の社長の会社の特徴として、コストカットに非常にシビアなことが挙げられます。人件費を含めた経費削減に注力しながらも、業績を確実に回復しているなど、評価できる点もあります。
- ただし、銀行出身の社長の会社が全て同じ特徴を持つわけではありません。例えば、顧客視点を重視して物づくりに取り組んでいる会社も存在します。会社の経営方針や社長の考え方によって、特徴は異なる場合があります。
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銀行出身の役員とたたき上げの役員の違いは、前者が結果論、後者が過程論の違いです。 銀行出身者は、帳簿上のつじつまが第一であり、赤字や使途不明金は、あってはならないという信念で物事をみています。 後者は、開発その他途中段階のものは、赤字が生じたり、明確な意図が示せない金銭の存在する可能性があり、それのようなことより一日も早く開発を進めることが第一という考えです。 しかし、両者の本質は、いずれも会社が存続する上での重要な点、未来の可能性を高めるという意味では一致しています。 赤字や使途不明金が多いということは、それがいざとなったときの資金繰りが難しくなることとなり、幾ら良い商品開発を行おうとしても資金面でスットップがかかることを意味しており、後者は、販売力や資金力があっても開発力がなければ、先先の可能性がないという考え方です。 この両者の考え方が、互いの欠点を補えるような形でマッチングできれば、会社の発展は大いに望むことができますが、それとは逆で、互いを理解し合えない場合は、地位的に高いほうの考え方が優先し、片肺飛行になって、前者の場合は帳尻合わせに終始して生き残るだけになり、いずれは有能な人材がいなくなります。後者は、開発力の割りに、経営体力が不足するようになります。 要は、社長が銀行出身であろうと、たたき上げであろうと、上記のことに気付いておられ、自らの得意技に拘泥するような人材でないか否かであろうと存じます。 また、銀行出身者が、社長や会長に就任する事態は、一種の緊急避難的な意味合いのケースが多いので、落ち着けば体制が変化することにもなります。 会社を評価するのに、余り先入観をもたれないほうが良いかもしれません。
お礼
丁寧な回答をいただきまして、ありがとうございました。 とてもわかり易かったし、納得です。 また、自分自身に強い固定概念があることも気づきました。 私はものづくりに携わる開発側の人間なので、メーカーのトップが、ものづくりしたことの無い人間であるということに抵抗があったのだと思いました。 特に自動車業界にいたので、経営トップが製品に思い入れがあるかどうかはすごく大事なことだという考えが強くあるようです。(本田氏、ゴーンさんしかり。) でもCDCTAKさんが仰られるように、一長一短なのですね。 両方の要素が必要で、どちらが大事ということでもありませんね。 開発力と資金力、どちらも会社にとって大きな財産であり、 その重要性を理解し、伸ばしていける手腕があるかどうかということですね。