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ニーチェ権力への意思361に関して教えて下さい。

ニーチェと言えば、反キリスト教思想ですが、権力への意思 361 に限っては、 「キリスト教的理想の永続は、ありうるうちの最ものぞましいことの1つであり...」 とちくま文庫版を読むとあるので驚いているのですが、権力への意思は妹の エリーザベトが関わっているみたいなので、この文の信頼性ってどの程度なのでしょうか。 妹が書き加えたとかって可能性はありますか? 白水社版でもこの361の断片?は存在するのでしょうか? もしご存知でしたら、白水社版の何巻を買えば読めるのかも教えて下さい。 よろしくお願いします。

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  • kadowaki
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回答No.1

>「キリスト教的理想の永続は、ありうるうちの最ものぞましいことの1つであり...」 ニーチェは、キリスト教的《理想》が決して狭義のキリスト教特有の《理想》であるのみならず、ユダヤ教やイスラム教をも含めた、いわゆる《一神教》的な宗教が異口同音に讃え、希求し、憧憬してきた究極の《理想》であることを最初に見抜いた人です。 そう、「キリスト教的理想」が「永続」的であるのは、それがわれわれにとって実に虚しい永遠の宿題であるからであり、そのことは、古来、無数の人々がこれを讃美、憧憬し続けてきたことによって証明されている、と。

noname#183221
質問者

お礼

なるほど。妹に偽造でもされたのかと思いましたが、違うんですね。 昔小さな牧師と呼ばれていたり、尊敬する牧師の父親が理想的なままこの世を去ったりと、全否定することはできないだろうな、とは思っていましたが・・・。

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