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この樹登らば…
この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 いろんなサイトで調べたのですが、この句の解釈がどうしてもよくわかりません。どなたか、わかりやすく教えてください。
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はるかむかしに、学校で習った記憶を手繰り寄せてみました。 でも、全部、私が書いてしまうと、自分で考える面白みがなくなってしまうので、ヒントだけ。 http://www.asahi-net.or.jp/~UK4K-TY/po200201.htm 句、そのものの解釈は↑のURLにある通りでしょうが、 「紅葉」「鬼女」という言葉から、この句は「謡曲 紅葉狩」を下敷きにして作られていると思われます。 「謡曲 紅葉狩」については、簡単に説明してあるページを見つけたので、ご一読を。『平惟茂紅葉狩り伝説』という部分です。 http://po8.ueda.ne.jp/~wakatakeya/minwakousu.htm この句が作られたのが、たぶん1936年。 三橋鷹女は、1898年生まれ、1972年没ですから、さて、何歳の時の句でしょう。鷹女に何があったのでしょうか。 鷹女は、真っ赤に燃え立つ紅葉をみて、鬼女になってしまった女の心情に思いを馳せながら、最後には悲しい結末になろうとも、鬼女になるくらいの覚悟をもって、何かをしようとしていたのでしょうかねぇ。 これくらいの年齢の女の人の心情を想像して、句の背景を考えてみるのも面白いと思いますよ。
お礼
鷹女の心の中には何があったんだろう、と知りたくて仕様がないです。もう少しpojapojaさんの解釈を知りたいです。ヒントください。