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ぶっ太い。
電車の中で広告を見ていたら、 こんな言葉が書いてありました。 たぶんですけど、 「ぶっとい」 と読ませようとしていると思うのですが、 「ぶっ太い」 で、 「ぶっとい」 と読むことは可能ですか。 それとも正しくは、 「ぶっふとい」 となりますか。 ちなみにこの広告ケーブルテレビか何かの広告で、 回線の太さを表したかったようです。
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「ぶっ太い」 と表記して 「ぶっとい」 と読むのは、正規の読み方ではありません。 けれど日本人なら自然と 「ぶっとい」 という音が頭の中に浮かんできます。 それは、「太い」 という言葉をくだけた言い方にすると 「ぶっとい」 というふうに言えるということを知っているからです。 「ふとい」 → 「ぶっとい」 → 「太っとい」 なのですが、「太っとい」 と表記すると 「ふっとい」 と読む人もいるかもしれない。 そこで文字の遊びとして、わざと 「ふっ太い」 としてみたのです。 それを見る者は日本語ならでは可能な表現のお遊びを楽しむつもりで 「ぶっ太い」 を 「ぶっとい」 と読んでいるわけです。 学校のテストなどでは明らかに間違い扱いされるでしょうけれど、日本人には言葉や文字で遊ぶ伝統があるので、そんな広告も可能であるわけです。
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- tarohkaja
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昔からあった、「憎っくき」 とおんなじですね。 にくっくきと読む人はいませんでした。 けれども受け入れる人と嫌う人がいました。 まあ同数じゃないでしょうか。 ぶっ太いは嫌う人の方が多いでしょうね。
お礼
日本語の進化の過程なのですかね。
- pandaApple
- ベストアンサー率61% (253/413)
大多数の人は、「おかしな書き方だな」と思いつつ、質問者さんと同じく「“ぶっとい”と読ませたいんだな(でも無理があるんじゃないか?)」と感じるでしょう。 論文やら新聞記事に「ぶっ太い」とあったら「校正者、しっかりしろよ」と思いますが、広告の中ならこれは「うん、うまいことやったな」でしょう。 正確さを要求される文書であれば、校正者なり編集者なりが、書いた人に真意をただすでしょう。 それでもなお「“ぶっ太い”でいいのだ」と著者が言ったら、その意図をくんで「ぶっ太い(ぶっとい)」とするとか、何らかの注釈を入れます。 それができていなかったら、「校正者、何やっとるんじゃ?」となります。 しかし、今回のものは「広告」です。 “人目についてナンボ”のものです。見た人が「ん?何じゃこれ」と食いついてくれたら合格です。 校正もへったくれもありません。 そういう意味では、「ぶっとい」と読もうと、「ぶっふとい」と読もうと関係ないとも言えます。 日本語の正しさを追求すれば「ぶっとい」と読むことはできません。 しかし遊び心で読むならば、「ぶっ太い」を「ぶっとい」と読むことは可能だと思います。
お礼
広告を考える人はとても頭がいいと思います。 僕もまんまと乗せられました。
- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
この広告を見て、それなりの会社なのに、このような日本語誤用を堂々と行っていることに驚かされました。 この誤用の因って来たる流れを追ってみます。 1.このキャンペーンのイメージ・キャラクター ぐっさんは、大阪出身。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E6%99%BA%E5%85%85 2.「ぶっとい」は大阪方言 「ぶっとい木ぃやなあ」 http://www.weblio.jp/content/%E3%81%B6%E3%81%A3%E3%81%A8%E3%81%84 3.接頭辞の誤解 ぶちやぶる(打ち破る)、ぶちこわす(打ち壊す)など、接頭辞「打ち」を「ぶち」と濁音化させる俗っぽい強調型に、類推してしまっている。 4.太いの変化形 ふといの強調は、一般には接頭辞に「図(ず)を付けた」「図太い」となります。 これが方言などで、荒っぽい言い方として、「ふっとい」が更に濁音化での俗型強調の「ぶっとい」となるのであって、接頭辞型ではまったくありません。他には「ふって」→「ぶって」(肥満せる者 南島喜界島)、「ふっとつ」(たくさん・いっぱい 越後)。 5.「日本俗語大辞典」(東京堂出版)の例での表記は次の通りです。 「ブットイ声で喚く訳」(1978年 橋本治「瓜売小僧」) 「ブットいウンコ出ても全然平気」(1999年 爆笑同窓会?対談「パリのトイレでシルブプレー~~!」) 「若い美人の奥さんが俺のぶっといのを銜えて…」(2002年 北沢拓也「裸淫」) 以上から「ぶっ太い」は、方言をちゃんと調べないコピーライターが、思いつきで漢字を入れてしまった文章校正の欠落としか思えません。お粗末です。品位欠落です。「後世」畏るべし。
お礼
大変厳しい意見ですね。 ありがとうございます。
- hakobulu
- ベストアンサー率46% (1655/3578)
おっしゃるように、正式には「ぶっふとい」という読みになりますが、これは「ぶっ+形容詞」という構造です。 ただ、本来「ぶっちぎる」のように「ぶっ+動詞」である必要があるため、これは文法的には誤った表現(読み方)になります。 http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?p=%E3%81%B6%E3%81%A3&stype=1&dtype=0 「ぶっ~」は強調用法の接頭辞ですが、「ぶっ太い」と書いて「ぶっとい」と読ませるのは一種の遊び心でしょうね。 わざと微妙な違和感を与える書き方をすることによって目立たせているわけで、戦略としては成功しているでしょうし、なかなか優れた表現だと思います。
お礼
広告としてのできは素晴らしいという所なのですね。
- TANUHACHI
- ベストアンサー率31% (791/2549)
気持ちとしてはわかりますが、国語のテストでは先ずアウトになるでしょうね。もしこの言葉を表記するならば「ぶっとい」が適している感があります。 「ぶっ飛んだ」は元々「爆発などの物理現象によりものが吹き飛んだ」光景を表す表現ですが、これが現代では「ぶっ飛んだ感覚」などとして「周囲とはかけ離れた感性」などの意味で使われてもいます。 辞書的な枠に言葉を押し込めることはある意味「言葉の多様性」を押し殺してしまう可能性も含んでいますので、僕個人としては余り辞書には拘泥したくもないというのが本音です。
お礼
ありがとうございます。 勉強になります。
- jasko
- ベストアンサー率24% (478/1966)
それは無理でしょ。 DQNじゃあるまいし。あんたバカぁ?って印象です。 素直にひらがなで書きましょう。
お礼
ありがとうございます。
- marbleshit
- ベストアンサー率49% (5033/10253)
どう見ても『ぶったい』と読んでしまいますね。 イメージ的に当て字として「ぶっ太い」は理解できますが、 やや強引な感は否めませんね。 寧ろ『太"っとい』とすべきでしょう。
お礼
ありがとうございます。
お礼
遊び心満載の素晴らしい広告のようです。