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流体力学の問題

流体力学の問題です。「二次元の渦糸の運動を考える。時刻t=0に、強さκの渦糸Aが(0,2)に、強さ2κの渦糸Bが(0,-1)にある。二次元渦領域の4つの普遍量Γ,X,Y,Lの値を求めて、渦糸A,Bの運動を示せ。」 という問題がわかりません。どなたか教えてください。

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回答No.1

ちょっと遅いですが、回答してみましょう。 NRTHDKさんが、既にそこそこ流体力学を学ばれたかたとして、説明します。 まずは、z=x+iy として、フィールド(2つの渦糸)を複素ポテンシャルで表してください。 ●・ln(z-id)の形が2つ足し合わされたものになりますね。ここで、z-id(dは実数)を極座標表示に変換します。つまり z-id=sqrt(x^2+(y-d)^2)・Exp(i・arctan((y-d)/x)) ですね。半ば公式なんですが、この式が、この問題のキーポイントでしょうね。 これを使いながら、複素ポテンシャルを実部(φ)と虚部(ψ)に分けますと、ψ(流れ関数)は、 2つの「ln√」の足し算の形になります。(次の計算のために、lnは2つのままにしておきます) このψをxやyで微分して、速度成分 u(x方向)と v(y方向)とを計算します。それぞれ、2つの分数の和の形ですね。 ここで、まずvの式に注目すると、y軸上(x=0)では、いたる所で0なのが解ります。 これは、渦糸の相対距離が変化しないということを意味します。Lというのは、この相対距離のことでしょう。 更に、そのy軸上でu=0となるポイントを計算してください。1点だけ存在しますね。 で、その点の座標は(0,1)のハズです。渦の強さの比率で渦糸間を内分した点のはずですから。 この点が「動かない点」です。(これをPとしましょう) 次に、それぞれの渦糸の点での速度uを計算してください。勿論、渦糸の点は「特異点」ですから、特異項を除いて計算します。(留数定理でしたっけ?) 結果として、速度成分(u)も渦の強さの比率になっていることを確認してください。 で、それぞれの渦糸について、P点から見た角速度が同じ物になることが証明できれば終わりです。 P点を原点とし、一定の角速度で回転する座標(多分、これがX,Y)の上では2つの渦糸は静止しているということを示しているからです。 Γは循環なのでしょうが、ここではどう使うというのか、すみませんが、よく分かりません。

NRTHDK
質問者

お礼

回答ありがとうございました。参考になりました。

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