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自分の殻の外は別宇宙か。
ある人は私であって、あなたもある人であって、わたしもあなたであるみたいなところ・・・ 人間、生きながらにして死んで、その殻の外側にいる場合でも、あくまでも、殻の中にとどまっているのでしょうか。幻想であるのは分かるんですが、殻の中の幻想と殻の外の幻想の違いはなんでしょうか。
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- amaguappa
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> 後段には私が無いことで その感覚は麻薬による幻覚を思わせますね。 というのは、現実の認識はかなり生きていて有機的に情報が結び合っており、 なおかつ、ぽっかりと自分の表皮感覚、対身体的感覚が抜け落ちており、 妙に俯瞰的な合理性を獲得するというもの。 こういうのは、認知の虫喰い状態ですから、 ある一面ではちゃんと、世界が照射できているし、情報処理的に演算できているんですね。 何を土台にかというと、〈私〉が深く帰属している未編纂領域を土台にですね。 だから周縁の認知があるなかで芯がない、という状態を俯瞰するといった感じになる。 そんなわけで自己像に極端に作用するけれども、 じつは〈私〉を措定する回路はなくなっておらず、 このあたりが、セロトニンの受容機序を疑わせる所以。 まあどうでもいいんですが、、、 レヴィナス的には、〈私〉に絶対的に無いのは他者だということになっているので、 他者にとって絶対的にまた他者である当の〈私〉は、無いものとして融合どころの話じゃないですね。 でも大思想家に対して言うこともありませんが、 レヴィナスは現象学批判に拠って、 〈私〉によるアナロジーとしての間主観に置かれた他者を仕切り直すことはできたけれども、 けっして、〈私〉がもともと泡沫的にここに相関現象として立ち現われている ということを出発点とする現象学から〈私〉を仕切り直すものではないと思います。 わたしが言いたいのはこの点で、 全体性からの還元にせよ無限からの屹立にせよ、志向性の構成からにせよ、〈私〉という認識が立ち上がっているということのほうが現におかしな奇跡みたいなもので、 〈私〉という認識が立ち上がらないという故障は、このうえなくデリケートで複雑な意志の働きを脳機能のどこかに感じさせるものです。 あたかも、柔らかい暴力のように統合される世界の最初の一石であるがために、後からその一石を外す囲碁のような。そして盤の広がりは初めにあるというのに、本末転倒な錯覚と。
- amaguappa
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8です。あながち遠い回答でもなかったのかなあ。 I am the Walrusならイカレた歌詞だとわたしは思いますけどね。 > よく自分の殻の中に閉じこもると良くない と言われます > 殻を割って私は彼であるといえる境地では元の私は死んでいるという幻想を思い抱く訳です。 割るのは殻で、身じゃないですから、ふつうは自分の殻を割るといっても、新しい自分になることを意味しますよ。 たぶん生卵じゃないね。 ゆで卵だね、ってこともなくて、 雛が孵るっていう話ですね。 生卵的にはなるほど、自分の殻こそが自分なんだから、自分の殻を割ったら自分じゃないでしょという言い分もあるかもしれない。 しかし三人称には「成らない」。 ボウルの中で他の生卵と混ざって自分がどこまでだかわからなくなるという言い分なら通る。 その境地なら、 〈私は死んでいる〉というよりは〈私は融合して生かされている〉と思っていただきたい。 「自分の殻」 =「概念群によって、価値相関を体系化し、諸相として知覚や思考の対象となりえた認知世界」。 アナロジーが貧困な法則性にとらわれてしまうという弱みをもつもの。 「殻を割る」 =自分の価値観や世界観を刷新する経験。 「彼」「あなた」 =人称とは、認知の概念化を果たした合理的な世界に帰属している存在の形式です。 「私」という中心性の実感、すなわちあなたの言葉を借りれば〈殻〉、が数量化できるようになる合理的認識の地平の展開のあとで、「彼」や「あなた」を表象しうるのです。 「私」 =属しているところの一部であるという深い帰属性による前提をもって、数量化可能な地平を生みだす機能そのもの。 死者を送り出しながら生として営まれる〈私たち〉の時空って何でしょうね。時間を記憶によって編纂しながら追認可能な現前性が感受されますが、そこにつねに属す〈私〉とは、澱のような〈私たち〉の未編纂のありようと結びつくのでなければ、重症な統合失調症患者の示す薄気味悪い独我性に陥るほかないものです。
- littlekiss
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Sounds good!☆⌒d(*^ー°)b グッ!! どこまでも韻を踏んでくるあたり いいね! けっこうこういうの好きだな-☆ 『クライング フリーマン』ときて 『ビッグ(コミック)スピリッツ』 で、おまけに ビートルズときたならば… フリーダム 【自由と責任】 http://www.kitashirakawa.jp/taro/eigo49.html アリスもつけてくれてありがとう! http://www.worldfolksong.com/kids/song/humpty_dumpty.htm Humpty Dumpty sat on a wall. Humpty Dumpty had a great fall. All the king's horses and all the king's men couldn't put Humpty together again.
- littlekiss
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'You're the One That I Want" http://www.youtube.com/watch?v=tPRHEqfm1JY&feature
- littlekiss
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「夏のお嬢さん」 http://okwave.jp/qa/q941666.html 暑中お見舞い申し上げます!ヾ(@^▽^@)ノ Heeeyyy yaa! もー、ビックリするなあー w( ̄△ ̄;)wおおっ! 文末に… I'm crying って置いてあると 時期も時期、夏、 ( ̄0 ̄;アッ 夏とくればお決まりのホラー映画を思い浮かべちゃう 「スクリーム3」 |(>o<)| キャーーーッ))))) w(☆o◎)wガーン http://www.youtube.com/watch?v=c7N8UUQ3ELA さーて、映画 誰と 観に行く? さてさて、映画を観に行く相手との関係は? 友達以上、恋人未満… なかなかこの殻を脱しきれないって? まあねー、めでたく恋人となれたとして うんじゃ、その先は… ??? いやはや、こりゃなんとも まぁー 寒気しかしない なんで? いずれは、ひとはひとりになる… 嗚呼… 百年の孤独 http://www.shinchosha.co.jp/books/html/509011.html 「 The New Year’s Party VI 」 http://kureha.ciao.jp/Kale_D-Gray_Story150.htm http://kureha.ciao.jp/Kale_D-Gray_Story.htm I’m proud(アイム プラウド)
お礼
A lethal assassin for a secret Chinese organisation, who sheds tears of regret each time he kills, is seen swiftly and mercilessly executing three Yakuza gangsters by a beautiful artist. She is captivated by the grace of his kill and later falls in love with him. An intense power struggle for the leadership of the Yakuza Clans ensues as they seek vengeance for the death of their leader. They soon realise the fatal mistake of underestimating the deadly skills of the Crying Freeman.
- littlekiss
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「総称人称のyouの意味と機能」 http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kiyou/14-3/RitsIILCS_14.3pp.105-116ARASE.pdf
お礼
I am he As you are he As you are me And we are all together See how they run Like pigs from a gun See how they fly I'm crying
- miko-desi
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殻の中の幻想は孤独で 殻の外の幻想は退屈ですね。 これはどちらも場を持てないで、臨界点もないからでしょう。 場を持つには笑いや感謝、感動というものががあります。
お礼
私みたいのは、孤独、退屈(平穏)を感謝しながら楽しむしかないんですね。 笑ってみておいて頂ければ幸いです。
- MOG777
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> 自分が自分であるのも青い空が青く見えるのも宇宙が宇宙である幻想も防衛機構である。 そうでないと生きていないというわけです。いいえていると思います。 そこまで言うつもりはなかったのですが、そのとおりですね。 あとは自我を中心に物語化、秩序化することにより、生きていけるという面もあります。 他人と自分の区別が無くなれば、自我を単位としたゲームは成り立ちません。 >誕生する後なのか区別できない時空の概念は超えているのは確かだと思います。 同感です。時間の不可逆性は公理でありルールに過ぎないのですから。
お礼
>時間の不可逆性は公理でありルールに過ぎないのですから。 そうなんですよね。 殻の外もすべてこの不可逆性が成り立っていると誤解していました。
- MOG777
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>殻の中の幻想と殻の外の幻想の違いはなんでしょうか。 殻の中の幻想とは自らを防衛するためのものであり、妄想や心理的防衛機構にあたると思います。 殻の外の幻想とは公理的に信じられている私たちの存在の基盤だと思います。 それは死んでも信じられるわけですから輪廻の原動力になるわけです。
お礼
>殻の中の幻想とは自らを防衛するためのものであり、妄想や心理的防衛機構にあたる 防衛機構であるというのはいいですね。 自分が自分であるのも青い空が青く見えるのも宇宙が宇宙である幻想も防衛機構である。 そうでないと生きていないというわけです。いいえていると思います。 その外側はもはや自分が自分ではない青い空も青くはないのですが殻の中を存在させる基盤ですね。 輪廻の原動力となるかどうか確かめようもありませんが、外側というのは、殻が誕生する前なのか、誕生する後なのか区別できない時空の概念は超えているのは確かだと思います。
- 日比野 暉彦(@bragelonne)
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しつこいようですが 一歩すすめます。 《意志の座》が あたかも原子核のごとく存在すると言いました。 だから 《わたし》どうしが 溶け合うことはないであろうと。 でも ひょっとしたら 核融合なることが起きましょうか。どうでしょうか? 自由電子が自由に飛び交っているのは もうよいとして ひょっとして 原子核も 互いに融合しましょうか? ないんでしょうね? 《わたしの意志》の互いの一体化は。 ひょっとして 人生にただひとりさだめの連れ合いとのあいだでは 互いの人格がひとつになるかのごとく 核反応をも起こし得ましょうか? * 分子のごとくくっついたりしている状態は 殻の上に殻を着て出来るだけ大きな門構えを築こうとする群れであり いわゆる派閥としての混合にしか過ぎないでしょうね。ボスとのあいだには それでも おまえはおれ おれはおまえというような錯綜状態が現われていましょうか。
お礼
>しつこいようですが ほんとですね。解っていますって・・もう。核融合の話じゃありません。そんなこと起こりません。 わたしは存在しないが私は生きている。私はいきているがわたしは死んでいる。 核のない生きている状態。フラクタル世界は確かに生き、個に核があり、核は全体を夢見るが全体の核を知らずってところでしょ。あなたは、あなたがいるかぎり、全てがあなたで、殻はない。神と愛に生きて下さい。
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お礼
>〈私は死んでいる〉というよりは〈私は融合して生かされている〉と思っていただきたい。 いいですね。但し、〈私は死んでいる〉というよりは〈融合して生かされている〉後段には私が無いことで完璧です。 >死者を送り出しながら生として営まれる〈私たち〉の時空って何でしょうね。 私と、私たち、あなたたち、そして彼、共通の時空という幻想。 私からみた死者の送り出しと生まれくる彼。そんな中で融合して生かされている時空とは。ということです。 >重症な統合失調症患者の示す薄気味悪い独我性に陥るほかないものです。 その患者の宇宙も融合された時空?に溶けています。
補足
I am the Walrusならイカレた歌詞 だからこそ 最高傑作です。 解説する意味さえない。 この歌詞に乗ったジョンの歌から直接受け取れたそのものがI am the Walrusです。