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電気の勉強をしているものです。
8SQだと37A程度まで許容電流とかいてありました。 家庭で40Aのブレーカーをつける場合、8SQではなく14SQを使うのでしょうか?
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No.2です。 記載事項に誤りがありましたので、修正します。 質問者様の8sqが37Aというのは、三相3線式の場合の話です。 すみません、信じて書き込んでしまいました。 家庭のブレーカーは単相3線式なので、中性線は線数に入れず、2芯として扱います。 そうすると、VVケーブルの8sq-2cの許容電流は、42Aになっています。 その為、8sqで大丈夫です。 ついでなので、内線規程の1340-2に記載してある、電流減少係数も合わせて説明いたしておきます。 同一の管路にIV線を複数本配線する場合には、1本の時の許容電流に電流減少係数を乗じたものが実際の許容電流となります。 ・許容電流係数の例 3本以下 0.70 4本 0.63 5、6本 0.56 これ以上の数値も有りますが、この辺りにしておきます。 今回の質問は、単相3線式についてでしょう。 とするならば、3本以下が適応され、0.7を掛ける必要があります。 IV線の8sqの許容電流は61Aなので、 61 x 0.7 = 42 (A) となり、計算値とメーカー値とが同じになります。 ただし、最初に書き込んだように三相3線式で使用する場合は、37Aを採用します。
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- EleMech
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>家庭で40Aのブレーカーをつける場合、8SQではなく14SQを使うのでしょうか? 正しい判断だと思います。 接続部分のブレーカー部だけ言うと、単線ずつの繋ぎとなるので、IVの許容電流の考えでも良さそうですが、引き込み線は屋側配線を経由し、壁貫通の後、分電盤に入ります。 つまりその配線は、ケーブル配線か管内配線をする必要があります。 という事は、電線をまとめて配線する必要があるので、同一管内の電線数による電流減少係数を加味した許容電流で、選定する必要があります。(内線規程1340-2) その計算結果は、IVで配線しても、2芯、3芯の許容電流と同じになります。 電線は、束ねると放熱性が悪くなるので、絶縁体の許容温度を確保する為、こういった計算を行う必要があります。 IVの方が多く電流を流せるわけではないので、お気を付けください。
- tpg0
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こんにちは。 電線の許容電流は電線の太さだけとは限らず、電線の種類(絶縁被覆の違い)や芯数によって異なります。 恐らく、8sqの37A程度というのはVV3芯ケーブル線の許容電流と思いますが、同じ8sqでもIV線の許容電流は61A程度の許容電流になります。 芯数が多くなると電線の放熱が悪くなるので、許容電流値が小さくなることを理解してください。 ご質問の40Aブレーカー回路に用いるケーブル線がVV3芯なら、8sqではなく14sq(VV3芯許容電流55A程度)が正しいですが、IV線なら8sqでも許容電流内です。
お礼
IV線、許容電流値の意味が理解できました。 ありがとうございました!
お礼
単相3線式の場合中性線は線数に入れず、2芯として扱うんですね! 許容電流係数の例も大変勉強になりました。 ほんとうにわかりやすい回答ありがとうございました!