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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:社会人になってからの数学との向き合い方)

社会人になってからの数学との向き合い方

このQ&Aのポイント
  • 社会人になってからの数学との関係について考えています。
  • 大学4年生で数学を学んでおり、大学院進学後に一般企業への就職を考えています。
  • システムエンジニア職に興味があり、数学は趣味として続けることを考えています。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.4

> 企業の研究所とは具体的にどういった職場をさしているのでしょうか。 <企業名> 研究所 で検索.たとえば「日立 研究所」とか,「トッパン 研究所」とか. > 数学が生かせる分野ということで、暗号研究や金融工学などが思い浮かんだのですが、正しいイメージだったでしょうか? そういう基礎的な分野は企業でもやってはいますけど,人数が少ないです.応用の方が多いです.たとえば暗号自体より,それを具体的にどんな事業に結びつけるのか. 基礎研究所は,中央研究所とか総合研究所とか本社研究所とか呼ばれてます.そこに配属された人は典型的には,たとえば暗号なら暗号を数年間やって,事業化の企画と中心技術 (core technology) を確立します.見込みありなら担当事業部に技術が移管され,その人も一緒にいわゆるワークスラボ(works laboratory) に所属が変わります.で,その事業の中心技術者になる. もちろん典型になれるとは限らず,いろんな枝道があります.学会で認められて大学に戻るとか,研究より管理が認められちゃうとか,成果が出ぬまま工場に配転とか,政府機関や他会社に出向とか,spin out とか.大学に移ると言って会社をやめて,実は同業他社に転職しちゃった人もいました.どんな事業でも必要とされる技術なら,ずっと本社研究所という可能性だってあるし. 今は日本企業に余裕がなくて本社研究所の規模が縮小され,基礎研究が少ないです.いきなりワークスラボ配属が多いでしょう.その代わりなのか本社では海外に研究所を持ったり,海外大学との共同研究が,わりとある傾向です.英語は必須. 私は修士で研究所でしたけど時代は変わって,今は博士を優先する所が多いです.そこは調べないと. > software enjineeringとsystem engineeringとの違いがわからず SE は system(s) engineer(ing), software engineer(ing) などです.世の中では大概,system engineer を指します.System engineer には少なくとも2種類あって,software の仕様書を書くのが商売の人と,software に限らない(宇宙開発なんかで出て来た)project 技術が商売の人があります.日本では大概,仕様書の方の人を指します. > 圏論の基礎を読んで見ましたが、初めの初めの方で投げ出した Conceptual Mathematics http://www.amazon.com/Conceptual-Mathematics-First-Introduction-Categories/dp/0521478170 が一番,やさしいです. 圏論はいたるところで顔を出し,たとえば微分幾何の初めの方に出て来る微分形式の引き戻しなんてのも圏論風の用語です.

nisus
質問者

お礼

返答ありがとうございました。 企業の研究所をいままで考えたこともなかったので、今回いろいろと教えていただいたことで視野が広がった気がします。 圏論の本の紹介もありがとうございます。今のところ必要に迫られておらず、なおかつ解析学で学ぶべきものが山積していますので、どうしても圏論だけにじっくり時間を割いて向き合うことが出来ない状態ではありますが(気のせいかもしれませんが)、ただ学びたい分野ではあるので、そのうちに再び勉強し直してみようと思います。 恥ずかしくて、友達、先生には言うことが出来なかった心の内を、こうした場で吐き出すことが出来て非常に気持ちが楽になりました。感謝します。

その他の回答 (3)

  • ur2c
  • ベストアンサー率63% (264/416)
回答No.3

好きなことを仕事にする方が望ましいでしょうから,SE よりは企業の研究所をお勧めします.数学が生かせる場面は毎日ありますし,SE よりは暇です.Programming が得意なら,たとえば software engineering では数学がわかる人の需要が高いです.特に圏論. 私が企業の研究所に就職したのは,(専攻とはあまり関係ないながら)確率の計算で生計が立てられたらいいな,と思ったからでした.

nisus
質問者

お礼

企業の研究所とは具体的にどういった職場をさしているのでしょうか。数学が生かせる分野ということで、暗号研究や金融工学などが思い浮かんだのですが、正しいイメージだったでしょうか?未だ、software enjineeringとsystem engineeringとの違いがわからず、不勉強を実感しました。情報産業という大枠だけで進路を決めた気でいたようです。もっと具体的に、自分が何をしてみたいのか、そしてそのために適当な職業はなんなのかを考えてみようと思います。 集合、写像に匹敵するほど抽象的で本質的概念で圏というものがある噂(w)から一時期興味を抱いて、圏論の基礎を読んで見ましたが、初めの初めの方で投げ出した過去があります。それで苦手意識を勝手に抱いていましたが、もう一度挑戦してみようかという気になりました。ur2cさん、ありがとうございます。

回答No.2

私はソフトウェアエンジニアなので、普段数学はほとんど使いませんが、 数学/物理の本は常に数冊読むようにしています。今は記号論理と微分幾何。 忙しくても日に最低10分程度は見るようにしています。また休日に、OpenOffice などで検討結果をまとめたりすることもあります。 #OpenOfficeは数式入力が楽なので・・・ 数学はめったに役に立ちませんが、地図の仕事したときは、微分幾何がおおいに 役立ちました(^^; 無駄な知識なんてないのかも。 一般相対論のおすすめは「時空の幾何学」です。既に邦訳は絶版なので、 古本で入手するが原本「The geometry of spacetime」を読むことを お薦めします。一般相対論を数学屋よりに解説したユニークな本です。 必要な数学の予備知識も少なく、かといって手抜きな本でもありません。 非常に優れた教科書だと思います。

nisus
質問者

お礼

仕事をしながらも数学や物理を勉強している方の存在を直に知れて、多少救われた思いがしました。おそらくいるんだろうな、いてほしいな、という希望的予測とは比べ物にならないほどの安心感があります。 微分幾何学は数学の中でも、物理学などに応用しやすい印象ではありましたが、地図にも使われているのですね。そういえば、多様体の初歩の初歩で局所座標のイメージを、地球儀に地図を張り付けるようたようなものだと、例として教わったことがあります。そうかんがえると、案外にして数学的概念の新芽は日常のそこら中にあるのでしょうか。 コメントを見させていただいてからさっそく図書館に行って「時空の幾何学」を探してきましたが、貸し出されていたようです。暇なときに、借りられたら読んで見ようと思います。物理学科の知り合いがいないので、物理学書に関する各々の評価はなかなかわからないでいました。tknakamuriさん、情報を教えていただきありがとうございました。

  • entap
  • ベストアンサー率45% (78/172)
回答No.1

市井の数学者、という立場は十分ありではないでしょうか。 その場合、給料は低いが拘束時間も少ない、という仕事を選ぶのがいいと思います。(それが何になるかはあえて提示しません。色々探される方が、変な固定観念を与えずに良いと思います。) システムエンジニアなんかもそうですが、専門職は、寝ても覚めても、仕事のことばかり考えていてやっと一人前と認められる、というところがあります。知識・技術を要求する専門職は拘束時間24時間と考えておいた方がいいでしょう。 市井の学者をする場合は、学界や専門職の友人とのつながりは持っておいた方がいいと思います。

nisus
質問者

お礼

数学をするための時間を確保するという意味で、拘束時間の少ない仕事について調べたり考えたりすることがありました。しばらくすると、その考えに至った僕の動機が不純であるように感じられてきました。数学が好きで、そのために仕事を半端に勤めるぐらいならば、いっそのこと博士号を取得して大学教員を目指すべきではなかろうか?しかし、上でも書いた通り、それは自分にとって分不相応に違いない。それならば、数学とは関係なくともやりがいを持てる仕事をしよう、という考えの過程を経てきました。そこで、でも数学と完全につながりが切れてしまう。そういった不安を抱えているのが耐えられなくなり今回質問させていただきました。 システムエンジニアという職種に興味が湧いたのは、”寝ても覚めても、仕事のことばかり考えていてやっと一人前と認められる”職業というところが、数学者に限らず学者という存在と、程度の差こそあれ共通しているように感じられたことが理由としてありました。 何かに一生懸命に取り組むということは、他のものを犠牲にするということと同義ではなくとも、大分近しい関係にあるように感じます。今回の僕の葛藤は、数学もバリバリやりたい、仕事も頑張りたい、この2つを上手く満たすような選択を見出せないことにあったようだと、皆さんの解答を読ませていただくことで自覚できました。entapさん、大変ありがとうございました。

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