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【三角関数】

地上にいる人が高さ200mの高層ビルの屋上に立っている高さ50mの鉄塔をみる。 鉄塔の上端をA、この人をB、鉄塔の下端をCとするとき、 ∠ABCが最大となるのは、この人がビルから何m離れた時か? ただし、この人の身長は無視することとし、また、ビルや鉄塔の水平方向の大きさも無視する。 ∠ABCが最大⇔tan∠ABCが最大(0°<∠ABC<90°) だから、それを使いますよね…? 相加・相乗平均の関係を使うらしいんですが、 そのときはいつも最小値の問題だから、 最大値を求められるのが不思議です 解ける方いらっしゃいましたら、 教えてください。

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  • info22_
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回答No.1

A、Cの真下の地上の位置をDとし、BD=x(>0)とすると tan∠ABC=tan(∠ABD-∠CBD) =(tan∠ABD-tan∠CBD)/(1+tan∠ABD*tan∠CBD) ここで tan∠ABD=AD/BD=(200*50)/x=250/x, tan∠CBD=CD/BD=200/x なので tan∠ABC=((250/x) -(200/x))/(1+(250/x)(200/x)) =50/(x+(50000/x)) ...(◆) >最小値の問題だから、 >最大値を求められるのが不思議です ここで(◆)の分母に相加平均・相乗平均の関係を適用するので  分母の最小値が求められ、(◆)の式では分母になるので逆に最大値が求められることになります。 分母に相加平均・相乗平均の関係から  x+(50000/x)≧2√(x(50000/x))=200√5  等号は x=50000/x 即ち x=√50000=100√5 のとき成立 であるから tan∠ABC≦50/(200√5)=(√5)/20 等号はx=100√5(m)のとき成立。 以上から tan∠ABCはx=100√5(m)のとき最大値(√5)/20をとる。 0<∠ABC<90°なので tanxは0<x<90°ではxの単調増加関数であることより tan∠ABCが最大になるとき∠ABCも最大となる。 したがって∠ABCの最大値は ∠ABC=tan^-1((√5)/20) (≒6.379°、0.11134ラジアン) この時のBの位置はビルからx(m)離れた x=100√5(m)(≒223.6(m))の時である。

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  • ferien
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回答No.2

地上にいる人が高さ200mの高層ビルの屋上に立っている高さ50mの鉄塔をみる。 鉄塔の上端をA、この人をB、鉄塔の下端をCとするとき、 ∠ABCが最大となるのは、この人がビルから何m離れた時か? >ただし、この人の身長は無視することとし、また、ビルや鉄塔の水平方向の大きさも無視する。 ビルの真下をDとする。人からビルまでの距離BD=xmとする。 tan∠ABD=(200+50)/x=250/x tan∠CBD=200/x 加法定理より tan∠ABC=tan(∠ABD-∠CBD) =(tan∠ABD-tan∠CBD)/(1+tan∠ABD・tan∠CBD) =(250/x)-(200/x)/{1+(250/x)・(200/x)} =50/x/1+(250・200/x^2) =1/{(x/50)+{1000/x)} x/50>0,1000/x>0だから、 相加平均・相乗平均より、 (x/50)+(1000/x)≧2√(x/50)・(1000/x)=4√5だから、 1/{(x/50)+(1000/x)}≦1/4√5=√5/20 よって、 tan∠ABC=1/{(x/50)+{100/x)}≦√5/20 等号成立は、x/50=1000/xのとき、x^2=50000だから、 x>0より、x=100√5 よって、tan∠ABCの最大値は、√5/20 このとき、人からビルまでの距離は、100√5m のようになりました。計算を確認してみて下さい。

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