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古語推量の助動詞「む」と「らむ」の違いについて

A「我の魂は震え美しく輝かむ」 B[我の魂は震え美しく輝くらむ」 この二つの文では、助動詞「む」は、動詞の未然形に接続し、「らむ」は、動詞の終止形に接続しています。どちらも推量の助動詞なので、意味は、「美しく輝くだろう」ということだと思うのですが、この場合、「む」でも「らむ」でも、意味に相違はないのでしょうか?つまり「美しく輝くだろう」という意なら、どちらを使っても、誤りではないということでしょうか?教えてください。

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  • hakobulu
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回答No.1

A「我の魂は震え美しく輝かむ」 は、未来に対する推量。(将来的に輝くだろう) B[我の魂は震え美しく輝くらむ」 は、現在の事態に対する推量。(今、輝いていることだろう) という違いかな、と思います。 自分の魂の現在の状態が不明である、という前提になってしまいますから、Bの表現はおそらく不自然になるような気がします。   

chirpingsparrow
質問者

お礼

hakobulu様、 さっそく教えてくださったことを、自分の頭でよく考えてみたいです。 古語は、慣れていないので、当時の人がどのように使っていたのか、その実感がつかめないで困っています(勉強が足らず当たり前かもしれませんが)。私の疑問も、当時の人(奈良・平安?)なら、そんなおかしな表現はしないよ(B)、という例かも知れません。 未来に対する推量と現在に対する推量という観点から、二つの推量の助動詞を見直してみます。今までどこが違うのかなと、疑問に思っていましたから。 貴重なご指摘をくださり、ありがとうございます。 迅速に教えてくださり、感謝に堪えません。

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