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ロシア語の質問:文法の理解を教えてください
- 質問文章についてのロシア語文法の理解を教えてください。
- 質問文章の意味がよく理解できません。なぜ主語が後ろに来るのでしょうか?
- 住所を聞かれた際の回答の文章構造が分かりません。なぜ「Мира」と「номер пять」の変化が違うのでしょうか?
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Вчера была среда 昨日は水曜日だった 厳密には「昨日は、水曜日があった」ということで主語は среда です。そのため среда に動詞が一致します。 Идет Антон (アントンが歩いて行く) Идет автобус (バスが行く) 新情報が後ろに来る傾向があります。「(あそこを)歩いているのはアントンだよ」とか「(ほら)バスが走っているよ」のように主語の方を相手に伝えようとする意図が感じられます。一般的に「アントンは~へ歩いてゆく」とか「(その)バスは~へ運行中だ」であれば SV の語順になりやすいでしょう。 На улицe Мира в доме номер пять(平和通の5号棟です。) мира が生格になっているのは Улица Мира「平和の通り」ということです。「○○番の」という номер ХХ は形容詞的に働きますが格変化せずに名詞に後置されます。 У нас в городе есть музей у+生格が「の」と考えると勘違いをしてしまいます。「у нас мама=нашa мама」は成り立ちません。 これは場所を表現するときに好んで用いられる表現で у は「~のところで/に」という意味で у нас есть ~「私たちには~がある/私たちは~を持っている」と同じものです。 у нас в городе とは「私たちのところでは、町では」ということで、同じことを具体的に言い直している形になりますが、所有形容詞を用いた у нашем городе「私たちの町では」よりもよく使われます。例:у нас в университете「私たちの大学では」
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- gadovoa
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>Вчера была среда 明日は水曜日だ。という文章は なぜбылаなんでしょうか?主語は何なのでしょうか? Вчера было жаркоのように無人称文にならないのでしょうか? 昨日は水曜日だ。ですよね。 時を表す副詞は文に左右されないのです。 ここでの主語は水曜日。水曜日は女性形です。だからбылаです。 もしこれが火曜日ならбылです。 >Ивет Антон (アントンが歩いて行く) Ивет автобус (バスが行く) これらの文章が主語が後ろに来ている理由を教えてください。逆ではダメでしょうか? 教科書(エクスプレス)には何も書いてないのです。 ロシア語では後ろに来る単語がより強調される性質があります。 идет антонは「アントン(が)(まさに)歩いている」定冠詞的な役割 антон идетは「アントン(は)(漠然と)歩いている」不定冠詞的な役割 バスが(漠然と)走っている。 (まさに)バスが走っている。とニュアンスが違ってくるのです。 しかし、本場のネイティブに言わせると、語順が変わってもпадеж(格)が フォローするから語順が変わっても意味は変わらないといいます。 つまりはそんなに気にすることではありません。 >На улицe Мира в доме номер пять(平和通の5号棟です。) 住所を聞かれた際の答えなのですが、文章構造が分かりません。Мираは格変化しているのにномер пятьはなぜ変化してないのでしょうか。 улицаと聞かれたら生格と考えましょう。 улица гагалина,проспект мира,комсоморская,ленина 全部生格です。つまり要求される格は生格なのです。これは暗記でいきましょう。 ロシアの通りで主格は存在しません。そう考えましょう。実際に行けば一発で分かります。 >У нас в городе есть музей 上の文章がよくわかりませんでした。教科書(同上)にはyプラス生格は「・・・の」という意味だと書いているのですがそれなら у нас=нашでしょうか?それなら у нас мама=нашa мамаが成り立つのでしょうか? 良い質問ですね。初学者が陥る部分です。 >у нас мама=нашa мамаが成り立つのでしょうか? まず、ロシア人には意味はくみ取ってくれますが、文法的には成り立ちません。 ロシア語のуは英語のhaveにも似ているのです。 そう考えたらI have a mother≠my mother.この文の違いが分かると思います。 у нас мама есть.はそれ自体で文が完了しています。 それに対してmy motherは文の主語であり文が未完です。 そしてもう一方のロシア語の「у」は自分のテリトリー(サークル(傍ら、そば))という考えがあります。 自分を中心(サークル)とした物はуでまとめるのです。 there is a museum in our city.みたいな意味です。 これはinの中(サークル)に存在するものは自分の所有とみなすロシア語の語法なのです。 この部分で言えば他にも間違えそうな部分があります。 この本は誰の? ×книга кого?ではありません。 ○книга чья?です。 ちなみに「誰の?」を強調しているから疑問代名詞が後ろになります。
お礼
книга чья?って言えるのですね。 ロシア語って難しいけど、奥が深くて これからも楽しく学んでいけそうです。 ありがとうございました。
お礼
すごく詳しい説明ありがとうございました! 本当に助かりました。