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ある言葉の基本意味を伺いたいです
〔差し上げる」のように行為が向かう先の人物を言葉の上で立てる この言葉は敬語で人を敬うことを表しますか あるいわ 行動で人を敬いますか どうちらですか おねがいです
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敬語には、 1.尊敬語 2.謙譲語I 3.謙譲語II(丁重語) 4.丁寧語 5.美化語 の5種類があります。 「1.尊敬語」は、敬うべき相手(または第三者)の行為・ものごと・状態を表わすときに使います。 「先生が来ました」は不可です。 「来る」のは先生の行為なので、 「先生がいらっしゃいました」のように、「いらっしゃる」という尊敬語を使います。 「2.謙譲語I」は、「自分の行為の向かう先」が【敬うべき相手・敬うべき相手のものごと・敬うべき相手の状態】のときに使います。 「この花を先生にあげます」は不可です。 『「あげる」という行為の向かう先』が『「先生」という敬うべき相手』だからです。 「この花を先生に差し上げます」のように、「差し上げる」という謙譲語Iを使います。 ただし、 「この花を弟に差し上げます」とは言いません。 『「あげる」という行為の向かう先』が『「弟」という敬う必要のない相手』だからです。 もうひとつ謙譲語Iの例をあげてみます。 「わたしが、社長のカバンを持ちます」は不可です。 『「持つ」という行為の向かう先』が『「社長」という敬うべき相手のカバン(=ものごと)』だからです。 「わたしが、社長のカバンをお持ちます」のように、「お~する」という謙譲語Iの用法を使います。 「お持ちする」は「持つ」の謙譲語Iです。 ただし、 「わたしは自分の車をお持ちしています」とは言いません。 『「持つ」という行為の向かう先』が『「自分」という敬う必要のない者の車』だからです。 疑問点がございましたら補足なさってみてください。 敬語について詳しくお知りになりたければ、こちらのサイトが参考になると思います。 http://www.bunka.go.jp/1kokugo/pdf/keigo_shouiinkai181002_siryou_2.pdf
お礼
ありがとございます よく分かりました