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経済学 古典派の二分法について
今月から経営学部のとある大学に入学したものです。 今日、経済学の授業でマクロ経済学の古典派について触れました。 そこで古典派の二分法、「貨幣市場と財市場、労働市場は互いに独立している」 という内容の具体例として講師は以下の例を挙げました。 e.g. ハンバーガー 100円 → ハンバーガー 300円 時給 1000円 → 時給 3000円 {貨幣供給量を増やしても、物価に影響するだけ} このe.g.での解釈の仕方がよくわかりません。 貨幣市場であるところのハンバーガーの値段が3倍になると、財、労働市場であるところの時給は3倍になる、と解釈すると明らかに貨幣経済と財、労働市場は互いに影響しあい価格が上がってると思うのですが、どこらへんが独立しているってことなのでしょうか。 「独立している」と、いうところがわかりません。 お願いします。
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- statecollege
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ANo2の訂正。 貨幣供給が上昇するとあるが、10倍とは書いてない。それから、ハンバガーと時給は10倍ではなく、「3倍に上昇する」でしたので、以下のように訂正します。 ・マクロ・モデルは、すべての実物変数が貨幣供給から独立して決定され、貨幣供給はそれらの変数の名目値に影響を与えるだけであるとき、二分法が成立しているといいます。あなたがあげた例だと、貨幣供給が(3倍?)に増えたとき、財(ハンバーガーの)価格は100円から300円へ、名目賃金(時給)は1000円から3000円へと3倍になっていますが、実質賃金(ハンバガーで測った時給)は3000/300=10で、貨幣供給が増える前の1000/100=10と変わらない。したがって、貨幣供給の増加によって、財市場、労働市場の均衡量(財の生産量、労働の雇用量)はまったく影響を受けていない。ついでにいうと、貨幣市場についても、貨幣供給量の名目値は3倍に増えますが、実質貨幣供給量=名目貨幣供給量/価格水準も貨幣供給が増える前と変わっていない。 ・あなたのステートメント「貨幣市場と財市場、労働市場は互いに独立している」はそもそも二分法の定義として正しくありません。 ・それから、「貨幣市場であるところのハンバーガーの値段が3倍になる」とありますが、「貨幣市場」とは貨幣ストックにたいする需要と供給が「で会う」場(抽象的な市場)です。貨幣供給は通貨当局によって決定されますが、個人の貨幣需要の大きさは所得と利子率にが決定されると考えられています。
- statecollege
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マクロモデルは、すべての実物変数が貨幣供給から独立して決定され、貨幣供給はそれらの変数の名目値に影響を与えるだけであるとき、二分法が成立しているといいます。あなたがあげた例だと、貨幣供給が10倍になったとき、財(ハンバーガーの)価格は100円から1000円へ、名目賃金(時給)は300円から3000円へと10倍になっていますが、実質賃金(ハンバガーで測った時給)は3000/1000=3で、貨幣供給が増える前の300/100=3と変わらない。したがって、貨幣供給の増加によって、財市場、労働市場の均衡量(財の生産量、労働の雇用量)はまったく影響を受けていない。ついでにいうと、貨幣市場についても、貨幣供給量の名目値は10倍に増えますが、実質貨幣供給量=名目貨幣供給量/価格水準も貨幣供給が増える前と変わらないはずです。 あなたのステートメント「貨幣市場と財市場、労働市場は互いに独立している」はそもそも二分法の定義として正しくありません。
- LHS07
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次の講義に初めに講師に質問しましょう。