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オブリガード
ポルトガル語の「ありがとう」は、男性は「オブリガード」女性は「オブリガーダ」と言うそうです。 これは、「オブリガード」が「感謝する」という動詞で、主語が 1人称男性か、1人称女性かで人称変化するということですか。 1人称の男女で形が違うというのは珍しいのではないかと思うのですが。
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Obrigadoというのは元々「義務を負った」という意味です。 英語でもObligationと言えば義務を意味します。 ポルトガル語の動詞はObrigarになります。義務付けるという意味です。 その受身形がObrigado義務付けられた、義務を負った、相手の親切に借りができた というような意味になります。 ですから 男はOで終り、女はAで終わります。 これはたとえばBeautifulのことをポルトガル語でBonitoと言いますが、自分が男で「俺は男前だ」と言いたいなら Eu sou bonitoになりますし 女が「私は美人よ」と言いたいなら Eu sou bonitaとAで終わります。
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- ur2c
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Obrigado を形容詞として使うか間投詞として使うかによって異なるのだ,という説明が参考 URL にあります.結論は 1. 女性が形容詞として使う場合は obrigada (語尾が A) 2. 女性が間投詞として使う場合は obrigado (語尾が O) 3. 男性が使う場合はいずれも obrigado (語尾が O) だそうです.間投詞としての意味は「ありがとう」より「ありがたい!」に近いかと思います. 2. の用法は理屈としてはもっともですけど,私はブラジルでは見たことがありません.当該 URL の説明文はポルトガルのポルトガル語に関するものですから,ポルトガルではそういう使い方もするのかもしれません. なお,別の記事によると,obrigado の語源はラテン語の動詞 obligare の過去分詞 obligatu だそうです.
お礼
回答ありがとうございます。
- Oubli
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ポルトガル語はよく知りませんが、英語のobligeにあたる動詞の過去分詞だと思います。I amに当たる部分が省略されていますが基本的には受動態です。で、ロマンス語では過去分詞および形容詞は主語の性と数に一致して変化しますので、主語が単数男性形の場合はobligado、単数女性形の場合はobligadaでしょう(綴りはちょっと違うかもしれません)。スペイン語やフランス語もそんな感じです。 なお、professor emeritaはラテン語としては誤用です。professorは女性の教授であっても男性名詞ですから、形容詞も男性形professor emeritusになります。現代英語やフランス語ではfeminismに関連して、もめているかもしれませんがそんな理由でラテン語文法を歪曲するのは反則でしょう。
お礼
回答ありがとうございます。 主語が一人称の男か女かで動詞や形容詞が異なる形をとるのはロマンス語では一般的なことなのですね。
- SPS700
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#1さんのおっしゃる通りです。 英語にも同じようなことがあります.「私は名誉教授です」と云う時。男性なら1,女性なら2です。 1. I am a professor emeritus 2. I am a professor emerita これはもともとラテン語で、ポルトガル語もラテン系ですから自然の成り行きです。「私は役者です」も、男性なら1、女性なら2です。 1. I am actor 2. I am an actress
お礼
回答ありがとうございます。 確かにそういう場合も男女で異なりますね。
お礼
回答ありがとうございます。 よく分かりました。 話し手が男性か女性かによって違う文になるというのはポルトガル語では一般的なのですね。