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世界最強の戦闘部族
世界最強の戦闘部族って何だと思いますか?友人に聞いたら『海の民』と言われたのですが、ご存じの方がいらっしゃったらご回答よろしくお願い致します。
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元教員・現役世界史講師です マオリ族・もしくは、クルドでしょう 次点としては、やはりスー・アパッチ族あたりでしょうか・・・民族・部族の分類は恣意的なものと理解してください アフリカ原住民の動静まで思慮するべきでしょうが、史料がないことが致命的で検討外であることは言及しておきます 「海の民」については史実的には様々な疑問が呈される領分が多いことを鑑みるべきように思います 小生からすれば、単なる海賊稼業の傍らで入植活動を行う『海の民』を単純に戦闘部族とするのは適切ではないですし、 そもそも、「海の民」が部族なのか?という問題もあるでしょう (1)マオリ族について マオリ族は、NZの先住民族で、英国入植活動に激しく抵抗し、20年の長き間闘争に及び、当時の技術較差からして相対死傷者数が2;1(マオリ:英国人)という驚異的なスコアと言えるでしょう。なお、1860年から80年(マオリ戦争)は、日本の幕末近くが該当することを想像すれば分かるように、相当なスコアであることは想像できるでしょう。 これは、現在でも行われている『塹壕戦』の原型にもなった闘争で、地形利用の戦時マニュアルに、マオリ族の事例が見られます。 マオリ族内での内部分裂さえなければ・・という部分は興味深いものがあります なお、部族間の闘争が日常茶飯事であったことを示唆する史跡・文献も多く見られることから戦闘性を評価した話です (2)クルド人について クルド人で思い出すべきは、十字軍の英雄・サラディンが代表でしょう。その偉業は欧州叙事詩に謳われるように高い評価が可能でしょう。 あくまでもクルド人個人の評価でありますが、イスラム傭兵である『マムルーク』のイスラム・世界史上の影響を考えると、マムルークそのうちクルド人は大きな存在価値があった・・と言えるでしょう もっとも近代化して以降は、民族としての結合性の弱さもあって、目立った戦績を残す民族ではないようです 以上
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- siege7898
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ご質問の内容は、海の民とは何か、ですか?それとも、最強の戦闘民族は何か、ですか? 前者であれば答えは昔地中海沿岸や島にいた諸民族です。古代、エジプトに侵攻して略奪などをしておりました。まあ中国でいうところの匈奴みたいな存在ですね。 後者ならば、私はグルカ兵を推しますね。
お礼
質問の書き方が悪かったようです。申し訳ありません。正しくは【友人は最強の戦闘民族は『海の民』と言っていたが、皆様が思う最強の戦闘民族は何だと思いますか】が質問です。 >>後者ならば、私はグルカ兵を推しますね。 グルカ兵本当に最強ですね。ニュースを見てもそうだし。ご回答ありがとうございました☆
- masa2211
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戦闘部族の定義次第ですが、いちおう、古来からある兵器は使用OKで、かつ、国民の人口が等しい場合に強い民族 と定義したとします。 象や馬はok、弓、弩、槍、剣、投石機がokで鉄砲(火縄銃)以降を不可とし、互いに作戦能力を含む総力戦とします。 陸戦限定なら、匈奴やモンゴルといった遊牧民族がおそらく最強。(湿地帯はこの限りでない。) というのは、遊牧という性質上、国民皆兵であるのと、機動力が最大の兵科主体なので、不利な戦場からの離脱が可能だから。 ゆえに、たとえば、 古代中国(漢~南北朝のころ)で、中国農耕民人口5000万(歩兵主体で60万)に対し、匈奴の人口はどう多く見ても100万 (国民皆兵として騎馬兵25万?)で戦った場合、戦場を選ぶ権利が騎馬民族側にあり、農耕民は拠点に兵力を分散配置せざるを得ません。 で、現実に、南北朝、金、元、清と、何回も農耕地域を大きく占領されています。 まあ、政治的に分裂したほうが負け、とみるとして、農民5000万と遊牧民100万で、こと戦闘に関しては互角、とみるべきなんだろうね。 あと、海の民も、陸戦限定とした場合も戦術的にかなり有利。 海戦が海の民有利なのは当然として、海の民の基本戦術の「上陸戦」に対しては、分散配置で対抗するしかないから、防備の薄い弱点攻撃の利がある(どこが攻撃されるか、陸側は情報を持っていない)ので。 個人的意見ですが、最強部族は「アマゾネス」。南米のほうでなく、黒海沿岸の、本来の意味のほう。 神話上、女性のみの民族ですが、それは生物学上ありえないので「男女とも国民皆兵」と解釈すると、 アマゾネスは騎馬民族系らしいし、国民の人口が等しい場合なら、数で押せるしで、最強じゃないかと。
お礼
>>個人的意見ですが、最強部族は「アマゾネス」。南米のほうでなく、黒海沿岸の、本来の意味のほう。 語源を見ただけで恐ろしいですね…(;´Д`) 【"a"(否定)+"mazos"(乳)=乳無し】 それと状況に応じた戦術の話は大変参考になりました。結局、相手によって戦い方を変えるモノなので相対的にしかわからないということですね。 ご回答ありがとうございました☆
- eroero1919
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たぶん、大真面目に答えればアングロサクソン(イギリス・アメリカ人)で間違いないと思います。 グルカ民族を始め傭兵や精兵を出すことで有名な民族がありますが、じゃあ彼らが世界を支配しているかというと、支配していない。結局白人の士官に使われたりしているわけで、見方を変えれば「末端の兵士としていいように使われている」ともいえるわけです。第二次大戦中のマレー戦で、英軍のグルカ兵連隊と日本軍が戦って日本軍が勝ちましたが、それをもって単純に日本兵>グルカ兵、ともいえないわけです。 じゃあなんでアングロサクソンなの、ということですが、アングロサクソン民族のすごいところは、戦争に勝つまで決してあきらめないその精神力と勝つためなら手段を選ばないところです。 逆境に対するリーダーの精神的強さは、アメリカ人とイギリス人は本当にすごいです。チャーチルを始めとして、とにかく逆境に強い。まさにタフです。 そして、彼らは戦争に勝つためならねつ造でもなんでもするし、原爆でもなんでも使います。とにかく「戦争に勝つ」ことに対する執念はすさまじい。なんだかんだでイギリスはかつて世界の海を支配していましたし、20世紀は「アメリカの平和(パクス・アメリカーナ)」であったという人もいます(冷戦やっていてパクスもあるかよという話もありますが)。 今、アメリカ軍に対抗できる軍事力を持った民族はどこにもないでしょう。だからそういう意味では、アメリカが最強の戦闘民族といえるのではないでしょうか。
お礼
>>逆境に対するリーダーの精神的強さは、アメリカ人とイギリス人は本当にすごいです。 これは環境から受ける精神性なのでしょうか?それともDNAの違いなのでしょうか。リーダーが育ちにくい日本と何が違うのでしょうかね… ご回答ありがとうございました☆
- syuitilwo
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決して戦闘民族と言う訳ではありませんが、 戦闘員個体としての能力が高い。とするとネパールの山岳民族通称「グルカ」民族ではないでしょうか? 彼らの住んでいる場所は標高3000m以上の山岳地帯。そんな低酸素の環境で平気で動ける人々ですから 「平地での運動能力の高さ&持続力」は他を抜いていると思います。 山岳部族故に海洋技術は無いに等しいでしょうから彼らが立派な「海兵」になれるか?は少々疑問ですが、陸地でのポテンシャルは相当なモノだと思います。 元々厳しい環境下で生活している為、多少の事では屈服しない強靭な精神力も持ち合わせていると思われます。 (宗教的な支えと言う事でなく) 歴史的な話をするのであればやはり古代ローマの「ラテン民族」を出さない訳には行きません。 彼らは一人の偉大な英雄に率いられてアノ巨大な領土を維持していたワケでもなく、例外はありますが自分達の共同体から優秀な人物を選び出し一致団結して多くの強大な外敵を排除して行った訳です。 その様に考えると民族全体の戦闘力と言う点ではあの巨大な領土がそれを証明していると思います。 小生の個人的な考えなので回答にはならないと思いますが参考にして頂ければ幸いです。
お礼
グルカ兵の無双なニュースを見つけてしまいましたw http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1592696.html http://dailynewsagency.com/2011/03/26/afghan-gurkha/ マチェット一本でそこまで強いなんて…((;゜Д゜). ガクブル 中学生や高校生の男子が妄想することを体現してしまうんですから恐ろし過ぎます。ご回答ありがとうございました☆
- lions-123
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>世界最強の戦闘部族って何だと思いますか? ↓ ご質問の主旨には答えになっていませんでしょうが(余計なお節介に成りましたら、ご容赦ください)・・・ 私には、強さ・勇猛さを例える表すのに、冠・修飾の為の誇張した表現だと思います。 それは、何処まで言っても現実には戦った訳(実績・史実)でもなく、その比較評価の前提や設定条件、つまりシチュエーションで比較評価者の恣意的な観方にて変化すると思います。 年代や戦闘目的(大義や利害)、個人or集団か、指揮官&戦略の優劣、装備や武器の質量的レベルetcでバーチャルとは言え、個人の好悪や情報&知識の注視する領域や部分で比較評価が難しいテーマーだと思います。 個人的には、楠木正成や源義経の率いた軍勢、日本海海戦の連合艦隊・・・・・身贔屓と思いますが
お礼
思いつきで質問してしまったので、最強の定義を曖昧にしたまままの半端な質問をしてしまい申し訳ございません。本来、確認の取れている伝説やその当時どれほどの影響を与えたかを聞こうと思ったのですが、時すでに遅し… ご回答ありがとうございました☆
お礼
>>「海の民」については史実的には様々な疑問が呈される領分が多いことを鑑みるべきように思います あまり分かっていることが多くないアヤシイ人たちなのですね。 >>マオリ族は、NZの先住民族で、英国入植活動に激しく抵抗し、20年の長き間闘争に及び、当時の技術較差からして相対死傷者数が2;1(マオリ:英国人) ニュージーランドにマオリの人たちがいましたが、そんなに強い部族の末裔だったのですか!鼻をくっつけ合う変な原住民ぐらいの印象しかありませんでした…((;゜Д゜). ガクブル ご回答ありがとうございました☆