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It wasn't all romantic.
すぐ下で質問になっている "It wasn't all romantic." 私はこう回答するつもりでした。 S is all ~. しょっちゅう質問になっていますが, 多くの人がこの all を後の形容詞などにかかっている(副詞) としか感じられないようです。 そういう可能性もありますが,~にくる部分には制約があります。 おもに一時的な状態を表す語で,前置詞句であることが多く, 形容詞ならなんでもというわけにはいきません。 alone とか excited ならいいと思います。 もう一つの可能性は主語と同格。 We all went there. 一般動詞なら主語の直後。 all of us としてもいい。 be 動詞の場合も all of us としてもいいのですが, そうでない場合, We are all well. のように,be 動詞の後にきます。 be 動詞が一般動詞より弱く発音されることによるリズム的な問題です。 だから,be に強勢がおかれれば, We all ARE well. でもいいです。 今回も, 「それがすべて,ロマンティックではなかった。」 it はその時の状況をまとめて表します。 ばくぜんと単数 it なのであり,all が使えます。 もちろん,all the country「その国すべて」のように,all 単数 も普通に使えるわけですが。 普通,all といえば部分否定で,「全否定」と感じるのは日本語からの錯覚, と誤って考えている人が多いですが,英語でも日本語と同様, all でも全否定の場合があります。 今回も微妙で,まさしく日本語で 「(それ)すべてがバラ色ではなかった」 というとおり,「すべてそうでない」という全否定, 「すべてというわけでない」という部分否定,どちらにも取れます。 とにかく,この all は主語 it と同格を表す代名詞。 再帰代名詞の強意用法と同じ。 副詞的なように見えて,主語があって初めて存在できるもの。 すぐに締め切りになりましたが,いかが思われますか。
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- ucok
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すみません、例によって難しいことはわからないのですが、英語を第二母語とする者として、「It wasn't all romantic.」は間違いなく、以下のような意味だということだけは言えます。 「それは、100%ロマンチックだったのではない」。つまり厳密に直訳すると、「ロマンチック度は0%~99%のあいだであった」とか「それは、全部がロマンチックだったのではない」で、意訳すると「決してロマンチックとは言い切れなかった」です。 少なくとも「ロマンチック度は、これっぽちもなかった」という意味ではありません(結果的にはそういう状況を表してはいるのですが)。「ロマンチック度は、これっぽちもなかった」と言いたい場合は「It wasn't romantic at all.」などと言います。 細かい解説については見識者のご回答を望みます。
お礼
ご回答ありがとうございます。 部分否定か全否定かどうかはあまり問題にしていません。 ただ,内容的には全否定でいいように思います。 それより,私が問題にしているのは all です。 ランダムハウス英和大辞典やジーニアス英和大辞典にも書かれていますが, all が形容詞を修飾するのは「一時的な状態」の場合。 romantic がそれに含まれるか。 We are all well. という英語はおわかりですよね。 これは決して「健康状態」を強調しているわけではなく, 「私たちすべて」 今回の it was all ~もこれと同じでない,根拠はないと思います。
補足
それと,私が全否定的というのは「全然~ない」という意味ではありません。 そういうふうに all をとらえていません。 all は it という主語と同格。 「すべてバラ色でない」という全否定で,「全然ない」という意味とは考えていません。 どうでしょうか, 主語と同格の all コウビルド英英辞典にも,emphasizing pronoun として We all admire ~という例が出ています。 We are all well. という be 動詞のパターンはジーニアスなどには出ています。 ただ,単数 it の例は出てないですが。 その点を除いて,We are all well. と同じ形ではあると思います。 なかなか,この主語との同格が be 動詞をはさんで分かれると気づかない。 その点を問題にしています。