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現代文の問いの形式
「(傍線部)はどういうことか」 「(傍線部)はどのような意味か」 「(傍線部)はどのようなことをいっているのか」 「(傍線部)はどのようなことを述べているのか」 の違いを教えて下さい。 全て同義置換(言い換え)だと思っていたのですが、京大実戦模試で、具体例に傍線を引いて「(傍線部)はどのようなことを述べているのか」という問題が過去にあって、その解答は全て一般論で説明していました。 採点好評には、ほとんどが具体例に即した説明をしていたという文句が書いてありましたが、同義置換とは違うのでしょうか?
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- WiredLogic
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「(傍線部)はどういうことか」 「(傍線部)はどのような意味か」 あたりは、同義置換でもいいのかもしれませんが、 「(傍線部)はどのようなことをいっているのか」 「(傍線部)はどのようなことを述べているのか」 のように、わざわざ書いてあるときは、 「見た目通りでないかもしれないから、気を付けてね」 という出題者からのメッセージかもしれません。 例えば、 「~ということであれば、大変すばらしい」 と書いてあるとき、前後関係と関係なく、 「ほめている」と解釈して、同義置換をしたとしたら、 あまりにも素朴過ぎ^^、と、質問者さんも思うはず。 ここに、わざわざ設問があるとすれば、 皮肉だったり、条件留保だったりするから、 であれば、同義置換以上の答が用意できないと まずい、ということでしょう。 注意をしておくと、ヒッカケが多いからだから、 ひねくれて物を見るように、などと言いたいのではなく、 文は素直に読まないといけないが、行き過ぎると、 上のような、書き手の言いたいことが、文字通りの ことでない場合に、コケてしまう。 まともな試験の作り手は、そういうコケてしまいそうな ところを設問にして、気を付けて読んでね、という目印 にしているはずだ、ということです。 そうでない入試問題や模試の問題の作り手は、確かに、 いくらでもいるのですが、センターを中心に、注目を浴び やすい大学では、そういう真っ当な問題の出し方をしている ところが多い(特に国公立の場合)ことは、ある程度、アテに しても、大丈夫そうで、英語も、大体そういう傾向があり、 そういう問題を出してくれるところでは、問題は意地悪に自分 たちをひっかけようとする形で出ているものだから、無理やり 裏読みをしなければ、と考える子より、自然な形で、出題者の 気持ちを素直に(素朴な素直より、ちょっと高級^^)慮れる子の 方が、点数をとれる傾向があります。 問題文は、そういうふうに読めば、理解できるんじゃない でしょうか。
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