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リラクタンス型同期モータと誘導モータの回転原理

モータに興味があり、下記HPの「モータがわかる本」を読んでいます。解りやすい非常にいい本です。 1点だけ解りませんので、教えてください。 鉄などの強磁性体を使った「リラクタンス型」同期モータは、誘導モータと同じ原理で回転するのではないでしょうか?どこが違うのでしょうか? http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-274-03542-5

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  • FT56F001
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回答No.3

>リラクタンス型も、渦電流が発生するので効率が悪い旨記載されてます。 リラクタンス形同期機は,固定子電流に磁束を作る励磁電流が流れるために力率が悪い,と理解しています。固定子巻線が分布巻で正弦波状に巻かれていれば,リラクタンス回転子に渦電流は生じないはずです。 基本的には,同期機モータと誘導モータは次のように分類されます。 誘導機:「すべり」を使って回転子に電流を流す。同期速度よりやや遅く回る。 同期機: 回転子は磁石(電磁石または永久磁石)または突極になっている。同期速度で回る。 ただし,巻線形誘導機のセルビウス制御,可変速同期機のように,同期機と誘導機の中間的な機械もあるので,その線引きは難しい問題で,学会でも議論になります。

noname#172713
質問者

お礼

すいません。自分の理解に、大きな間違いのあることに気が付きました。 すべり0で、ロータが回転磁界と同じ速度で回転するようになったら電流は流れなくなるのですね。 同期モータも誘導モータも、誘導モータである。その中で、滑りがほぼ0に近いのが、同期モータである。という解釈は成り立たないですね。やはり2種類に分ける必要があります。

noname#172713
質問者

補足

お返事有難うございます。 >誘導機:「すべり」を使って回転子に電流を流す。同期速度よりやや遅く回る。 「すべり」を使ってが解りません。「すべり」は避けたいが、「すべり」が生じるのではないでしょうか? 「すべり」がないと動作しないのでしょうか? >ただし,巻線形誘導機のセルビウス制御,可変速同期機のように,同期機と誘導機の中間的な機械もあるので, >その線引きは難しい問題で,学会でも議論になります。 私は、同期モータも誘導モータも、誘導モータである。その中で、滑りがほぼ0に近いのが、同期モータである。 と解釈したいです。問題あるでしょうか? 同期モータも、回転子と固定子の間を、光子が光速度で伝達して、電磁相互作用しているので、厳密には、少し遅れて 回転しているはずです。ほとんど0秒に近いですが、、、

その他の回答 (2)

  • foobar
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回答No.2

リラクタンス型では、磁界の方向に対する回転子の角度によって磁束の経路の磁気抵抗(リラクタンス)が変化し、磁気エネルギーが変わります。 この磁気エネルギーの角度依存性がトルクを生みます。 誘導電動機では、固定子の作る磁界と回転子電流の作る磁界の相互作用でトルクを発生しています。 リラクタンス機は同期機(磁界の回転速度と回転子の回転速度が同じ)ですが、誘導機は通常は同期速度より低い回転数で回転します。

noname#172713
質問者

お礼

すいません、自分の考えが間違っていることにやっと気が付きました。 同期モータも誘導モータも、誘導モータである。その中で、滑りがほぼ0に近いのが、同期モータである。という解釈は成り立たないですね。やはり2種類に分ける必要があります。

noname#172713
質問者

補足

お返事有難うございます。 図書館で以下の本を読みましたら、リラクタンス同期モータは、誘導モータと同期モータの回転原理をあわせもったモータと考えることができる。始動時には誘導モータとして動作して、中略、回転速度が同期速度に近くなると、同期モータとして機能する。と記載ありました。この説明で理解出来ました。 図解入門 よくわかる最新モータ技術の基本とメカニズム http://www.hmv.co.jp/product/detail/3315985 >リラクタンス機は同期機(磁界の回転速度と回転子の回転速度が同じ)ですが、誘導機は通常は同期速度より低い回転数で回転します。 私の理解としては、同期モータも誘導モータも、誘導モータである。その中で、滑りがほぼ0に近いのが、同期モータである。と解釈したいです。問題あるでしょうか?

  • el156
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回答No.1

VR型はロータが磁性体で磁力で同期して回り、誘導モータはロータが導電体でうず電流によって発生する力で回ります。うず電流も磁界を発生するのだから結局同じではないかと思われるかもしれませんが、私は違うと言うべきだと思います。VR型では回転磁界とロータの位相がズレていれば磁力によってトルクが発生します。位相のズレは累積しないので、回転磁界に同期させて運転できます。誘導型はうず電流を使うので回転磁界とロータの位相がズレているだけではダメで、角速度差が無いとトルクが発生しません。角速度のズレは累積するので、誘導型は常に回転磁界に対して滑ってローターが回り、非同期となります。

noname#172713
質問者

補足

お返事有難うございます。 >うず電流も磁界を発生するのだから結局同じではないかと思われるかもしれませんが、私は違うと言うべきだと思います。 多分、その考えが正しいのでしょうね。 位相と角速度の違い、両者の関係がよく解りません。両者は、比例するものではないのでしょうか?ご教示願います。 なお「モータがわかる本」P90には、リラクタンス型も、渦電流が発生するので効率が悪い旨記載されてます。

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