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文章で対象者を「人」というか「方」と言うか?
「まだ、申し込みがお済みでない方は、手続きをしてください。」 「まだ、申し込みがお済みでない人は、手続きをしてください。」 どちらも、申し込みをしていない第三者を対象としている文章ですが、「方」と「人」の使い分けは国語的には決まっているのでしょうか?
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質問者が選んだベストアンサー
「人」は直接的ですよね? 一方の「方」と言うのは間接的であり、直接表現するコトを憚った、遠慮した呼び方なんですよ。 例えば「奥方」は、「奥向きのことをなされる方」と言う、すごく婉曲・遠回しな表現で、「夫人」を表しているんです。 従い「人」より「方」の方が敬意が高い表現です。 因みに「方」は「其方(そなた)」「此方(こなた)」などと「なた」とも読み、これらは廃れましたが、「貴方・彼方(あなた)」「何方(どなた)」などは生き残ってますね。 「誰?」って言うより「どなた?」の方が、丁寧でしょ? 「人」と「方」も同じ様な感じかと思います。 とは言え「お済みでない人」も、国語的には間違いではありませんよ。 「お済みでない」場合は「人」はダメ!って言う、決まりがあるワケではないです。 でもNo.2さんが言われる様に「お済みでない方」の方が、バランスは良いと感じますし、一般的でしょうね。
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- 中村 拓男(@tknakamuri)
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回答No.4
前者は柔らかくて依頼的な感じで、 後者はかなり命令的なかんじがします。 後者のような言い方は学校の校内放送や業務連絡のような 場合に限られそうです。
- cxe28284
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回答No.2
「方」は人を敬意をっもていう言葉「お済みでない」は済んでないの敬語ですから、 方の方が適切です。 人を使うのでしたら、「済んでない人は」になります。
- asuncion
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回答No.1
「ひと」よりも「かた」の方が、尊敬度が高いと思います。