- ベストアンサー
説明的文章が・・・。
僕は、国語の中でも説明的文章「説明文」が苦手でうまく読み取れません。親はその文章の作者の気持ちになれとアドバイスを言っていますがあまりよくわかりません。よろしければ、人の気持ちなって考える方法または説明的文章を読み取るコツなどがあれば教えてください。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
「説明文」っていったら、 「モアイは語る」とか「言葉の力」とかのアレですよね。 教科書が違ったらわかりませんね。すいません。 説明文は、作者の気持ちを考える必要はありません。 というか、説明文には作者の気持ちが書いてない場合が多いです。 言葉通り、「説明」をしている文章ですから、数学でいう「式と答え」が文章になっている状態です。 (はっきりと答えが出ている場合と、作者の考えによる論説の場合とあります) というわけで、今回は「人の気持ちになって考える方法」は置いておきます。 「説明文を読み取るコツ」…と呼ぶほど自信はありませんが、ちょっとだけ。 説明文は、上記のとおり「式と答え」ですから、物語と違ってその文章内で完結しています。(国語の場合「物語」はしばしば抜粋してテストになりますね) そして、物語のように、時間がいきなりとんだり場所がいきなり変わったりということもありません。 読者に「説明」している文章なので、表現である物語や詩歌と違い、読者に伝わるように書かれているはずです。 最初に、その説明文のテーマや問題提起の部分を探してください。 たいていが「~だろうか」「~ではないでしょうか」など、問いかけの形で書かれています。 次にありきたりですが、ま段落わけをしてみてください。段落わけができれば、頭のなかで文章がすっきり整理されると思います。 形式段落ではなく、意味段落の方です。時として、「前後のつなぎ」をする段落もあります。頭のすみっこに置いておいてください。 段落わけも難しければ、文章を最初から読んで、矢印を引いていく気持ちで(実際に引いてもかまいません)、例えばAの文章がどこの文章とつながっているか、Bはどことつながっているか、をゆっくり考えていきます。 「これ」「それ」「この事実」「このこと」などは、文章中の何を指すのかも整理しながら読んでください。後回しにせず、読みながら引っかかったらそのときに何を指すのかを探してください。 そして、段落ごとに(意味段落でも形式段落でも)大事な一文を探してください。 例えば数学の方程式は、最初の問題と答えの間に、幾度も計算式がかかれますが、あれと同じことです。答えにたどり着くまでの、ポイントなのです。 つまりは、言葉の一つ一つを整理できれば、説明文はむしろ簡単ななのです。空想や、登場人物の気持ちなどなく、著者はわかってもらえるように書いていますから。 こうして書いてみて気付きましたが、国語の授業でやることそのままですね。スイマセン…。 授業はやっぱりそれだけの意味があるということではないでしょうか。 って、これで終わっちゃあんまりなので、最後にもうひとつ。 文章を一通り読んで、「問題提起」の部分はすぐ探せると思います。 次に、「答え」「結論」にあたる部分を探します。 そして、「問題提起」と「結論」がつながるよう、中身を読み込んでいく方法があります。 が、この方法は向き不向きあるようです。 いろいろやってみてさっぱり変化がなければ、その旨をまた教えてください。 「わからない」理由は人それぞれなので、どうして説明文が難しいのかをできれば知りたいし、説明文をむしろ得意にしてほしいので。