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読んで「面白い」と思われる文章
58歳の男性ですが、「君の書く文章は、意味は分かるが、ちっとも面白くない」と、よく言われます。 思い出せば、中学の国語の時間に「鳩の産卵から雛がかえるまで」の「観察日記」を書いたのですが、担当教師から「事実を伝えるだけでなく、読んで面白いように工夫しなさい」と、コメントされたのを、今でも思い出します。 以来、ブログや掲示板でも、「文意は通っているが、ちっとも面白くない」という評価を受けるたびに、「面白い文章」とは、どう書けばいいのか、悩んでいます。 「(キミの文章に比べ)文章は下手でも、面白い文章はある、人柄がにじみ出ているものだ」というコメントをくれた人もいました。 どのようにしたら、面白い文章は書けるのでしょうか? よろしくお願いします。
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質問者が選んだベストアンサー
もうだいぶん昔なんですが小学生の子供に作文を教えていたことがあります。 かならず「何をどう書いたらいいかわからない」とグズる子供がいるんですが、そういう時に言ってたのが「うまく書こうと思わなくていいから、普段友達としゃべってる言葉で書いてみて」ということでした。 受験の際の作文などということになれば↑のような書き方ではやっぱりマズイんですが、まずは書かないことには始まらないのでこのように指導していました。大抵の子はこの方法で(こちらが助言しながらではありますが)何かしら書くようになりました。 上手く書く作文の話ではありませんが、作文の基本というのはやっぱり「普段しゃべっていることを書く」ということだと思います。しゃべっていることというのはつまり「伝えたいと思っていること」です。心に思うことを人に伝わるように映したものが作文になります。そこには質問者さんにコメントをされたという方のおっしゃるように、 >人柄がにじみ出ているものだ ということになると思います。質問者さんがどう頑張っても「面白い文章が書けない」ということなら、それは質問者さんの中にそういう要素が少ないからなのではないでしょうか? 別に面白い・面白くないで人間の価値は決まりませんから普段の生活の上では問題ないのですが、「面白い文章が書きたい」ということでしたら面白い要素をご自分の中に増やしていく必要があると思います。 そう考えると、面白い文章を書けない人が「面白い文章を書く」というのは、なかなか一朝一夕には習得できない技術、ということになりますね。でも時間をかければ可能だと思います。 他の方がおっしゃっているように、質問者さんが面白いと思う話を読んだり聞いたり、落語を聴いたり、面白い話をそのまま「こんな話を聞いたんだけど」と人にしゃべってみたり、これは面白い!と思ったことをすぐに文章に書き起こしてみる……などの努力を積み重ねてみてはいかがでしょうか。 ひとことで言えば、ユーモアのセンスを磨くということです。質問者さんの場合、小手先の文章技術の問題ではないような気がします。
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- 安房 与太郎(@bilda)
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エ・アロール? ~ 興ざめの心理学 ~ フランスのミッテラン元大統領は、隠し子について質問されたときに 「Et alors?(それがどうしたの?)」と応じました。 わが国でも、面白くない私小説に対する読者心理を云う常套句です。 面白い話ほど、わざと面白くなさそうに語るのがコツです。 ほんとうに面白い話は、くりかえし語って、聞き手の反応を分析し、 緊張から緩和へのタイミングが(Q&Aのように)計算されています。 幼年期には「思ったとおりに書きなさい」と教わりました。 少年期には「話すように書きなさい」と教わりました。 中年以降は「書くように話すよう」こころがけています。 米国式ジョークは大袈裟に、英国風のユーモアは控えめに語ります。 フランス風のウィットは悪戯っぽく、ドイツ風なら演説調ですね。 日本調は、なんといっても“ダジャレ”で落とすのが洒脱です。 なにはともあれ“三段論法”をおすすめします。 なぜなら、すべての対話は、双方の合意のつみかさねだからです。 実力二段でも、やりくり算段で、落としどころを探りましょう。
お礼
どうもありがとうございます。 「面白い話ほど、わざと面白くなさそうに語るのがコツです。 ほんとうに面白い話は、くりかえし語って、聞き手の反応を分析し、緊張から緩和へのタイミングが(Q&Aのように)計算されています」 こういうことが書けるように、工夫してみたいと思います。
- snowplus
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1です少しジェネレーションギャップを感じさせて頂きました 3の方の言われてる通り興味深い文章に接するといいと思います 年代を合わせて綾小路きみまろなんかはどうでしょう 多少は感じるものがあるかもしれません http://www.suzuya-k.co.jp/ayanokouji.html
お礼
どうもありがとうございます。 掲示板やブログは、若い参加者が多いらしいので、たしかに、ジェネレーションギャップは、あるのかもしれません。 綾小路さんの、ご紹介されていた短文の数々は、キット「話し言葉」だったのでしょから、文章的には、ちょっと、参考になりませんでした。
- ASAYOSHI
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技術的なことはさておき、問題は、「質問者にとって面白い文章とは何か」ということではないでしょうか。 質問者さまも人間ですし、読書もされるでしょうから、「面白い」と思う文章があるはずです。もっとも、面白さのツボが他人とずれていて、質問者さまにとって面白い文章が、他人にはつまらないという可能性もあるわけです。 ご自身のセンスは他人と近いのか遠いのか、近いとするならば、その「面白い文章」とご自身の文章は何が違うのか、客観的に比較してみてはどうでしょう。また、他の人にも比べてもらってもよいと思います。 これは勝手な想像ですが、質問者さまの文章には、「自分」があまり出ていないのではないでしょうか。自分はこれが好きだ、キライだ、なぜ、どうして、ああ面白い、感動した、驚いた、涙が出た……といった感情の表出です。もちろん、社内文書にそんなものは必要ないと言えばそうなのですが、面白い文章というものは、かならずどこかに、よくも悪くも「ひとこと言いたくなる」要素があるものです。 ご自身が好きな文章の中から、ツッコミどころを探すところから始めてみてください。 参考になれば幸いです。
お礼
さっそくのご回答、ありがとうございます。 たしかに、自分の書いた文章は、「「自分」があまり出ていないのではないでしょうか。自分はこれが好きだ、キライだ、なぜ、どうして、ああ面白い、感動した、驚いた、涙が出た……といった感情の表出」が、足りない、少ない、まったくない、という点があると思います。また、「よくも悪くも「ひとこと言いたくなる」要素」も、ないのかもしれません。
お早う御座います。 うーむ・・・、難しいですねェ・・・。 自分も、文章を読んだり書いたりは、好きな方ですが・・・。 ただ、「読む立場」で言える事があります。 個人的に、「面白くない文章」と思えるモノは、 ●『専門用語』が多い。 ●『無味乾燥』 ●『独りよがり』 ●『下品な言葉が多い』 等々・・・、と言った印象ですネ。 この「逆」を考えて行けば、道が見えて来るかもしれません。 ほんの「ご参考」までに。
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 「読む立場で考える」とのことですが、ご指摘の点では、私は、自分の文章は「無味乾燥」なのかなぁ、と思いました。かといって、あまりに「味」をつけすぎれば、つけようによっては「独りよがり」と、思われてしまうのでしょうから。
- snowplus
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いわゆる面白い文章で1億ヒット達成した方の文章です http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/fuzitozannki/fuzitozannki.htm フォントの使い分けもしてますが文章に緊迫感とリアル性が あり興味深い内容になっています (1)読み手を引き付けるリアル性がある (2)細部まで詳細に書く (3)わかりやすく読みやすく (4)意外性を持たせてそれを強調する 辺りだと思います
お礼
早速のご回答、ありがとうございます。 ご紹介の文章ですが、私が「登山」(や富士山)に興味がないせいか、私には、あまり面白くありませんでした。 ということは、「好奇心」が、私には足りないのでしょうかね。
お礼
どうも、ご丁寧な、ご回答、ありがとうございます。 「質問者さんの場合、小手先の文章技術の問題ではないような気がします。」 その通りで、そこで、悩んでいたのです。 「質問者さんがどう頑張っても「面白い文章が書けない」ということなら、それは質問者さんの中にそういう要素が少ないからなのではないでしょうか? 別に面白い・面白くないで人間の価値は決まりませんから普段の生活の上では問題ないのですが、「面白い文章が書きたい」ということでしたら面白い要素をご自分の中に増やしていく必要があると思います。 そう考えると、面白い文章を書けない人が「面白い文章を書く」というのは、なかなか一朝一夕には習得できない技術、ということになりますね。」 厳しいご指摘ですが、その通りだと思いました。 自分の中に面白いということがあるかどうか、自分で自分が面白いと思えることをつくれるかどうか、そういうことなんですかねぇ。 だから、人柄が出る、とも言われるのでしょうね。 私自身は「面白い人」ではないので、自分で書きたい分野の文章では「面白い」ことが書けるよう、その分野でのあれこれを、まずは面白くできるようにしたいと思います。