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膠(にかわ)って何ですか?
以前、テレビ番組で牛から膠が取れると紹介されていました。にかわ?? 何か聞き覚えがあるような単語で実は全く知らないものなので調べて見ると牛の皮を煮て作る接着剤と紹介されていて、特に図画を描くときに色を定着させるために使うと書いてました。これは何か液体のようなものですか? それと膠ってどこで売っているのでしょうか? 子供に聞かれても良く説明できずにごまかすくらいです。また接着剤と書かれていましたがゴムボンドとか木工用ボンドなんかにもその成分は入っているのでしょうか?宜しくお願い致します。
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我が家の場合は、習字の地区での大きな大会=学校代表の時に、 滲みやすい指定の半紙だったので、墨汁に溶かした膠を入れて半紙に書いていました。 そうすると不思議と、それまで滲んでいた文字が滲ませんでした… 皆さんが仰るように画材店に置いてあったので、購入をしたことがあります。 飴色の棒のようなもので、とても固かった思い出があります。 その固い膠をハンマーで粉々にし、お水と一緒に煮てから、 墨ですった墨汁と混ぜ合わせていました。
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- siege7898
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にかわ、という発音の通り、昔は革を煮て作っていました。 主に書道関連の回答が寄せられていますが、楽器(バイオリンやギターなど)の木材部分を接着するのにも使われます。ちょっと高級な新品のバイオリンなどは、膠特有のイヤな臭いがします。
お礼
ありがとうございます。楽器は長年使って変形とかしませんよね。すごいバインディング力ですね。
- higrik
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ついでに、現在の生活で「膠」を含むもので一般的なものは、 書道等で使用する「墨」です。 これは煤を香料と膠で練ったものです。
お礼
身近な例を教えて頂きありがとうございました。
- sailor
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おまけですがボンド=接着剤のようなイメージですがボンド(BOND)は商品名で、接着剤という意味では有りません。まぁ、よくある話で、とてもよくできた製品の商品名が代名詞になってしまった例のひとつですね。同じようなものにブルドーザーやキャタピラーなんてのもありますね。どちらも消費名です。ちなみにブルドーザーはこの機械が出来るまではブル(牡牛に鋤や鍬などの工具を引かせていたのですが、この機械が出来れば(ドーズとは英語で居眠りの意味)牡牛が居眠りをするということで名づけられたものです。キャタピラーも商品名で正しくはクローラー(日本語では無限軌道または履帯)といいます。このような例は幾らでもありますね。フロッピーディスクも商品名ですしね。
お礼
補足説明ありがとうございました。
- dankai-mae-M
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ここに投稿するのと同じ手間で探せますよ。 http://www.artnavi.ne.jp/representation/gazai/a-3-2-5.htm
お礼
ありがとうございました。
膠は、昔から日本画に使われています。 岩を砕いた粉+膠液(のり)で絵の具を作ります。 もの自体は、仰るように動物から取れる油脂の固まりです。 臭いが強烈です。 大きな画材店(東京なら世界堂など)や日本画材店などで、今は粒状の固形で販売されており、使用する時は水でふやかし湯せんでよく溶かし、布で漉して、不純物を取り除き使います。 すぐに使いたいときはすでに液状になった「膠液」が売られています。 自分で濃度を調整できます。 ボンドや一般的なのり(でんぷんから作るもの)とは成分が全く違います。 一度ふやかすと3日~1週間ほどで腐ります。 強力な接着力がありますが、乾いても、水をしみこませるとまた剥がすことができます。 少し舐めても体に害はありません。
お礼
ありがとうございます。いずれにしても絵心のない一般市民には関係ない代物ですね。一つ勉強になりました。
- sailor
- ベストアンサー率46% (1954/4186)
膠の主成分はゼラチンです。お菓子に使うゼラチンと同じです。従って常温では固体なので、水を加えて煮て溶かして使います。 現在普通に使われている接着材には含まれていません。ゴム系のボンドは合成ゴムを有機溶剤(シンナーのようなもの)に溶かした物ですし、木工ボンドは酢酸ビニールという合成樹脂をエマルジョンという状態で水に混ぜたものです。
お礼
ありがとうございます。これで子供に説明できます。接着剤イコールボンドだと思っていました。(汗)
お礼
それは膠が紙に書かれた文字を安定させる本来の機能なのですね。勉強になりました。