• 締切済み

サハの式について

はじめまして。大学でプラズマ工学を学んでいるものです。サハの式に出てくる基底準位及び電離準位の統計的重み(go及びgi)とは何なのかを教えて頂けませんか?また、gi/goがたいていの場合1になる理由もイマイチ理解できていません。詳しくご教授お願いします。よろしくおねがいします。

みんなの回答

  • quadlike
  • ベストアンサー率58% (10/17)
回答No.1

g[i]は普通スピン状態の数を表しています. 例えば,陽子や電子は,スピンが1/2であるので,スピンの状態として は,上向き +1/2 と下向き -1/2 の二つの状態があり,g[p]=g[e]=2 です. また水素の基底状態(1s)だと,スピンが0,1の二つのエネルギー準位 (超微細構造)があり,スピンが 0 の準位はスピンの状態は 0 のみ, スピンが1の準位はスピンの状態は -1,0,1 の三つあるので合計で  g[1s]=1+3=4 となります. サハの式の適用例として  p+e ⇔ H[1s] という反応を考えてみます.このとき,サハの式には,因子  g[1s]/(g[p]g[e]) が現れますが,上の議論より,g[1s]=4,g[p]=g[e]=2なので  g[1s]/(g[p]g[e])=1 となります.

すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A