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隣接4項間漸化式の行列を用いた解法
- 問題:隣接4項間漸化式の行列を用いた解法について
- 本記事では、隣接4項間漸化式を行列を用いて解く方法について説明します。初期条件と行列Tの求め方、Tの固有ベクトルの求め方、線形和の形で表す方法について詳しく解説します。
- また、問題の結果x11を求める過程も詳しく説明します。
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質問者が選んだベストアンサー
まず, 問(1) で定義したベクトル X(n) は x(n), x(n+1), x(n+2) を縦に並べたものです. 問(4) で求められているのは x(11) ですから, 例えば X(9) を計算すれば x(11) はわかるはずです (ついでに x(9), x(10) も求まりますが). これはいいでしょうか? 次に, このベクトル X(n) は (問(1) から) X(n+1) = T X(n) という漸化式を満たします. これは「等比数列」と同じような漸化式ですから, 一般項 X(n) を等比数列と全く同様に求めることができます. これで, X(0) を使って X(9) を求めることができます. そして, 一般に x を A の固有ベクトル, λ を対応する固有値とすると A^n x = λ^n x となります (確かめてみてください). 問(3) で「X(0) を固有ベクトルの線形和の形で表した」のはこの関係式を使いたいからです. ん, あんまりうまく説明できないなぁ. 重要な部分は一応書いたつもりだけど, やってみて不明なところがあったらまた書いてください.
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- Tacosan
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「x が A の固有値 λ に対する固有ベクトル」なら Ax = λx です. つまり帰納法で A^n x = A^(n-1) Ax = A^(n-1) λx = λ [A^(n-1)x] = ... = λ^n x とできる, というだけなので「名前」を付けるほどでもないですし証明もほぼこれだけです.
お礼
Ax = λxは固有値の定義ですか...それはわからなかったのです!(>_<) もっと基礎的な部分を磨かないといけないですね。 はい、わかりました!ありがとうございました!
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
「問(4)はわかりません」というのは, より具体的にはどこがどう「わからない」のですか? 例えば, 問(3) の X0 がどこから出てきたものかはわかりますか?
お礼
問(4)はどうやってやれば全然わからないのです。 問(3)のX0は問(1)の定義に従って(x0,x1,x2)=(3,2,6)です。 最後に書いたX0は固有ベクトルでの線形和の表示です。
お礼
とてもわかりやすくご解説いただきありがとうございます! ご教示の方法でやってみるとx11=1024という結果が得られました。 >そして, 一般に x を A の固有ベクトル, λ を対応する固有値とすると A^n x = λ^n x この公式には名前や証明とかありますか?覚えておきたいと思うので、もしあれば ぜひお教えください!
補足
x11の値を書き間違えました... x11=2048です!