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徴兵や徴用の対象者選別とは?
- 第二次大戦中、徴兵や徴用を行っていましたが、その対象者の選別方法はどのようなものだったのでしょうか?
- 健康状態が悪い人は徴兵や徴用を逃れることができたのでしょうか?また、有力者の中には徴兵や徴用の対象者から外されている人もいたのでしょうか?
- さらに、家庭環境も対象者選別の要素だったのでしょうか?例えば、子供を残す家族がいる場合、動員された人の子供の面倒を誰が見るのかという問題も生じたのではないでしょうか?
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徴用ですが、当時は町内会の組織力がいまよりはるかに強力で、各家庭の状況が町内会長に筒抜け状態でした。なので、意外と適材適所というオチだったそうです。東京の話です。 徴用とはちょっとおもむきがちがいますが、うちは品川駅の近くにありました。品川は軍の集結拠点で、師団単位がやってくるとよく町内会の人が、 「お宅は今晩3人でおねがいします」 兵隊さんを3人、一晩泊めてあげるわけです。宿が足りないので民家に宿泊させるわけです。 他の家も同様です。兵士の方も 「今晩はお世話になります」 と、丁寧だったそうです。お金持ちとかの家には将校。学校、工場には部隊単位で宿泊します。我が家は中の上くらいだったので、下級将校に機関銃、とか、無線機班などがよくきたそうです。 うちはかなり珍しいとおもいますが、演習のときに民家にとまるのはよくあることでした。 また、火の用心の見回りから、配給をわける係の人、回覧板の管理とかまでふくめて、これらをうまく回さないと町内会長の立場がありません。うまくいかないと町の人からはきらわれるわ、所管の警察からしかられるわで、かなり大変だったそうです。
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- tanuki4u
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http://www.nhk.or.jp/archives/nhk-archives/past/2007/h070805.html かなり、えぐい実態。 村の実態を捉えている人間が、順番を決めていたように記憶している。
お礼
興味深い番組ですね、 見られないのが残念です。
- trajaa
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まず、徴兵については資料を確認できますが、徴用については知りません。 乳飲み子を抱えた女性を徴用したとは考えにくい。 国家総動員体制で、勤労奉仕ぐらいはしたかも知れないけど? 男子は基本的に20才になると徴兵の対象になった。 徴兵を免除されるのは ・一人っ子 ・戸主(家計維持者) ・身体虚弱や体格の不適合 ・病人 ・公務員 ・犯罪者 ・既に徴兵中の兄弟が居る ・大学生 等々でした。 その他にも、免除料270円を納めると免除されたようです。 とは言っても、この規定は平時に適用されるモノで、戦局の悪化に伴い悠長なことも言えなくなり 最後は片っ端から招集されたんですね。 ウチの祖父さんなんかも結構年寄りだったのに、終戦間際に招集されたらしい。 と言うことで 「健康状態が悪ければ」 「有力者でも徴兵や徴用の対象者となっても」 徴兵免れた。 >残された子供は国が責任を持って面倒を見てくれたのでしょうか そんな負担を背負い込む方が面倒でしょう? 付近の農家へ援農した。 程度で考えれるべきでしょう。 ウチの祖母さんは随分前に他界しているので、直接聞けません。
お礼
徴兵について詳しく教えていただきありがとうございます。
お礼
ありがとうございます、そのような状況だったとは全く知りませんでした。