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「1.8m以下としない」
「配管を市街地の道路下に埋没する場合は、深さを1.8m以下としない。」 上記はある法律の引用なのですが、(恥ずかしながら)日本語として解釈ができません。 Q1) 深さがちょうど1.8mの場合は、可なのか不可なのか? Q2) 例えば否定文でなく、肯定文に書き換えたらどうなるのか? Q3) ついでに、法律の文章はなぜこう判りにくのですか^^;
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確かに分かりにくいですね。 法律は、基本的には禁止する場合を書きます。許可してしまうと、想定外の事態に対応できなくなってしまいますし、想定できる範囲も無限に広いのでやってらんない。。 で、あくまで禁止する範囲を書くのでこういう訳の分からない日本語になるのでしょう、たぶん。 分かりやすく書こうとすると、ずっと長い文章が必要になると思います。 「深さを1.8mから浅くしてはいけない。」(日本語としてもちょっとおかしいけど) 意味としては、1.8m以下、以下は、その数字を含んでそれより少ない数字を意味します。つまり1.8mちょうども含んで、それより少ない数字ではいけない、結果として1.8mを超える深さにしろという事ですが、、、 (超、超える、と書いた場合は、その数字は含みません。1.8より1mmでも大きくなければいけない) 以下、以上、未満、超の使い分けの問題です。 でも、地面に埋める時に誰が1mmの誤差を気にする? でも、実際には圧力などで変化しますよね?誤差も考えて2mくらいまで掘るんじゃないんですか?
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- InfiniteLoop
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これは法律の問題というより、日本語の問題であるように思います。 例えば、質問者さんが、もし、棒を地面に立てろ、といわれて、その際に、「棒の高さを1.8m以下としないように」と言われたらどうでしょうか。日本語として分からないでしょうか。 思うに、この文章は、「深さ」という、地面に対してマイナス方向に進んでいくイメージの単語に対し、「以下」という、さらにマイナス方向のイメージの単語が重なっているために、どちらの方向のことを言っているのか戸惑い、さらに否定語である「しない」が加わったことにより分かりにくさが加速しているのだと思います。 論理的に考えれば、深さを測ったときに、その数値が1.8m以下の場合は不可、ということで、1.8mではダメということは分かるようになってはいます。 いかがでしょうか。
お礼
回答ありがとうございました。 プラス方向=高さを、マイナス方向=深さとしている点が、わかり難さの一つの要素だなということに気が付きました。
- granville2005
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A1) 以下や以上は,その数値を含みます.一般には「配管の本線の頂部と路面との距離が」という表現になります.垂直方向の深さですね. 1.8m 以下なら,1.8m を含んでそれよりも小さな数値の m で表わす深さのことです.つまり,深くてもこの深さ(を含む)までの範囲です. 「としない」ということは,それを否定した範囲となりますから,1.8m よりも大きな数値になり,より深いということです. 結局,1.8m を「超える範囲」となります.その場合は,1.8m を<含みません>. A2) 1.8m を「超えることとする」,とか「超えていること」,となります. A3) 曖昧さを避け,より厳密で論理的な表現にしたいという思いが働きます.「以下」と「超える」を比べると,「以下」の方が重要で強調したいので狭い意味に限定されます.一方で,「超える」は超えてさえいれば,あまり厳密でなくとよいという意味合いです.
お礼
ご説明ありがとうございました。
- Knotopolog
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#1です.Q1),Q2),Q3) について,お答えしておきます. >Q1) 深さがちょうど1.8mの場合は、可なのか不可なのか? 1.8mの場合は,可です. >Q2) 例えば否定文でなく、肯定文に書き換えたらどうなるのか? 例えば,下記のようになるでしょう. 「配管を市街地の道路下に埋没する場合は、地表面からの深さを 1.8m以上とする.」 >Q3) ついでに、法律の文章はなぜこう判りにくのですか^^; 法律の文章は,何通りかの意味に解釈されないように出来ています.その為に,どうしても,通常の文章より分かりにくいのです.しかし,法律の文章を厳密に辿って行けば,間違いなく,ある一つの結論に至ります. 例えば, >「配管を市街地の道路下に埋没する場合は、深さを1.8m以下としない。」 の場合は,「深さを1.8m以下としない」の「1.8m以下」というのは,1.8mを含み,1.7m,・・・, 0.2m, 0.1m, 0.0m です. そして,「1.8m以下としない」という否定文なので,1.7m,・・・, 0.2m, 0.1m, 0.0m などではない,と言うことですから,結局,1.8mを含み,それ以上に深いところ,と言う意味になるのです. 因みに,言葉で「1.8m以下」とは,1.8m≦ と同じ意味です.「1.8m以下」と言えば,1.8mを含みます.1.8mを含ませたくない場合は,「1.8m未満」と表現しなければなりません. 同様に,「1.8m以上」と言うのは,1.8mを含み,かつ,1.8mより大きい事を言います.つまり,「1.8m以上」とは,≦1.8m の事です. 蛇足ながら,以上、以下の「以」は「これ」という意味があり,「以上」は「これ」とその上,「以下」は「これ」とその下の意味になります.
お礼
詳しくご説明ありがとうございます。 「以下」の場合、その数字を含むので、ちょうど1.8Mは「しない=するな」になるのでは? また、肯定文にした場合の「1.8M以上とする」だと、1.8Mは含まれるので、1.8Mの深さで可となってしまうので、実際の法律と矛盾してしまうのでは? 英語の「not exceeding」を日本語にすると、「以下としない」に相当するので、頭初、英文を参考にしたのではないかと邪推しています。 質問したあと、自分でも考えました^^;
- Turbo415
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1.不可です。1.81mならOKです。 2.深さを1.8mより深くしなさい。(=1.8mは含まれないので、1.8mより数ミリでも深くしないとダメです) 3.より厳密に言うためにそうなっています。まあ、分かりにくいでしょうけど。
お礼
ありがとうございます。
- Knotopolog
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結論から先に言いますと, 1.8mより深い所に配管を埋設しなさい,と言うことです.
お礼
ありがとうございます。
お礼
最初の同意のことば、ありがとうございます。 あとは実際の現場はどうしているのかに、興味が湧きます。