LNG液化に必要なエネルギーについて

質問

何方かご存知の方教えて下さいm(_ _)m 〇1tまたは1kgのLNGの液化にどれくらいのエネルギーが必要なのかを算出する方法を教えて下さい。 宜しくお願い致します。

回答No.4

Saturn5

x530さんのご指摘を受けて、間違いを訂正します。
メタンの沸点は－１６２℃なので、温度は－１６２℃以下にする必要があります。
３０℃から－１７０℃とすれば、
２１×２００＝４２００〔Ｊ〕＝４．２〔ｋＪ〕

蒸発熱は８．２〔ｋＪ〕なので、合計で１２．４〔ｋＪ〕
になります。
メタン１ｔでは、１２．４×６．２５×１０＾４＝７．８×１０＾５
＝７８０〔ＭＪ〕

回答No.3

x530

No.1です。
LNGタンクから払い出されるLNGはマイナス163℃じゃなかったっけ？
で、臨界温度がマイナス82.6℃。
だから、実設備で計算と書いたわけですよ。
> Ｎｏ．１の方の回答は海水をくみ上げるのに必要なエネルギーです。
・あたりまえです。
発電所を管理していたときの実務での回答ですからね。

お礼

ご回答ありがとうございます。
ただ、小生は海外で液化する時に使われるエネルギーに興味がありまして
知りたかったのです。

確かに、発電所などで燃料を使う場合は気化しかないと思います。

何かしらご回答頂けたことに感謝しております。ありがとうございました。

回答No.2

Saturn5

Ｎｏ．１の方の回答は海水をくみ上げるのに必要なエネルギーです。
ＬＮＧのエネルギーと直接的な関係はありません。
空気でゆっくり気化させる場合は０となります。

ＬＮＧがすべてメタン ＣＨ４ と仮定します。
１．０〔ｔ〕は６．２５×１０＾４〔ｍｏｌ〕です。
メタンの比熱は２１〔Ｊ／ｍｏｌ・Ｋ〕、蒸発熱は８．２〔ｋＪ／ｍｏｌ〕です。

１ｍｏｌのメタンを３０℃から０℃にする熱量
２１×３０＝０．６３〔ｋＪ〕
１ｍｏｌのメタンを液体にする熱量＝８．２〔ｋＪ〕です。
そこからさらに音ｄを下げる必要がありますので、合計で約９〔ｋＪ〕くらいの
熱量が必要です。

よって、１ｔでは、９×６９．２５×１０＾４＝＝５．６×１０＾５〔ｋＪ〕
＝５６０〔ＭＪ〕

お礼

ありがとうございます。

大変分かりやすい回答で感謝しておりますｍ（＿ ＿）ｍ

当方、熱・化学方面には弱いもので・・・

回答No.1

x530

うわぁ！
すげぇ～アバウトな質問ですな。

では、理論値ではなく実設備から算出。
ＬＮＧ火力発電所などで使用する「オープンラック式ＬＮＧ気化器」の場合。
海水でＬＮＧを気化します。
海水ポンプの定格運転電力がＬＮＧ気化エネルギーの目安になると思います。

・毎時９５トンのＬＮＧを処理する気化器６基。
・海水ポンプは２１０ｋＷ×９台。

９５ｔ×６基÷２１０ｋＷ×９台≒０．３ｔ／ｋＷ
∴ＬＮＧ０．３ｔを一時間で気化する際の消費電力量は１ｋＷｈです。
http://www.oitalng.co.jp/equipment/vaporizer.shtml

オープンラック式ＬＮＧ気化器の気化効率は海水温度に大きく左右されます。
水温と効率の関係は下記ＰＤＦから。
http://www.kobelco.co.jp/technology-review/pdf/53_2/094-096.pdf

ご注意：
上記はＬＮＧ気化器には付随しないＬＮＧタンク側のポンプ（ｋＷ）は含まれていません。