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クランクプレスの消費エネルギーと復帰時間、モーター出力の算出式
- クランクプレスによるエネルギー消費後、エネルギーが復帰するまでに要する時間を算出する式についてアドバイスをいただきたいです。
- また、復帰に要するモーターの出力を算出する式も教えていただきたいです。
- お知恵をお借りできれば幸いです。
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>仮に、エネルギー復帰までに許される時間をAとして >A秒間に復帰するために必要なトルクTは算出出来ませんか? > >また、上記のトルクから復帰するために要するモーター出力も >算出は無理なんですかね? ある意味でサーボモータプレスが答えのような気がします 他社と差別化する=機能を挙げる と 言うことを考えれば 設計経済の観点から自ずと制限されるのではないでしょうか 加工能力を決めて各部の詳細設計に入るのだと思います フレームサイズが決まり→はずみ車の慣性モーメントが決まり→ モータ出力が決まり→クラッチの容量を決め→各部詳細決定 全体的なバランスを検証する 自分が設計する立場なら以上の事柄を繰り返し行い経験則を 構築します
以下 日刊工業新聞社 【工作実習教科書 (下)】昭和39年6月25日 初版より抜粋 ” クランクプレスは1回の作業では全エネルギーの19~36%消費する 公称圧力を出せる位置下死点よりクランク角26度手前 はずみ車とモーターの出力が仕事と容量を決定する 速度の速いプレスでははずみ車の容量は大きくする、そして速度減少率を 小さくする(8~10%) プレス機械の加圧能力算定法 P=cxd^2 P:公称圧力 d:クランク軸の直径 c駆動方式、ストロークに関する係数(0.4~1.2) はずみ車の速度減少率 SPM 速度減少率(%) 300 以上 5~7 200~100 7~9 100~50 8~11 50~30 10~13 30~20 12~16 20~10 13~20 10以下 18~25 プレスの圧力と所要馬力 圧力(ton) 所要馬力 100 7.5~10 200 15~20 300 25~30 400 30~40 500 40~50 600 50~60 800 60~70 1000 70~80 ” かなり、古い資料です 最近の機械には即当てはまらないと思いますが 考え方は共通です コンパクトで容量の大きなはずみ車の設計と省エネルギーなモーターが 決め手となるところです A1: そのプレスで出力できる最大SPMで連続加工をしている時の クランクが下死点を通過して原点へ戻るまでの時間と考えて 良いのではないでしょうか エネルギーが復帰するのを待っているような機械は誰も使いません (クランクの上昇時間は仕方がないと無意識に了解しているかも 知れません) 復帰時間 ≒ 最大SPM / 2 A2: はずみ車との影響も受けるので一概には言えない 最新のプレスメーカー各社のカタログデータを参照して 自己の近似式構築です 高速操作性とモーター出力は比例します 技術情報は経営に一番響く要素なので各社ともある期間は公表を 控えるのが普通ですので最新の技術情報入手は困難です (確か特許で1年半は公表されなかったと思います) @@@@@
お礼
回答ありがとうございます。参考になりました。 >はずみ車との影響も受けるので一概には言えない 最新のプレスメーカー各社のカタログデータを参照して 自己の近似式構築です との事ですが、 仮に、エネルギー復帰までに許される時間をAとして A秒間に復帰するために必要なトルクTは算出出来ませんか? また、上記のトルクから復帰するために要するモーター出力も 算出は無理なんですかね?