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三角関数の和に関する証明

現在フーリエ解析関係の本を読んでいるのですが、 証明の途中で Σ[k=1~n]exp(-i2πk/n) = 0 iは虚数単位 という式が出てきました。 これを示したいと思います。 オイラーの公式を使って Σ[k=1~n]exp(-i2πk/n) = Σ[k=1~n]cos(2πk/n) - iΣ[k=1~n]sin(2πk/n) 第二項が0であるということは容易に示せるのですが、 第一項が0であるということがどうも示せなくて困っています。 お力を貸していただけたらと思います。よろしくお願い致します。

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回答No.3

オイラーの公式もいいですが、シンプルに等比級数の式とみて変形すれば1発ですよ。 Σ[k=1~n]exp(-i2πk/n) =exp(-i2π/n)×{1-exp(-i2π)}/{1-exp(-i2π/n)} =0 (∵ exp(-i2π)=1 )

delta-22
質問者

お礼

exp(-i2π)=1 この一行が全て解決してくれました。 等比数列の和であるというのは早い段階でわかっていたのですが、何故かここに気づかなかったです。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

  • stomachman
  • ベストアンサー率57% (1014/1775)
回答No.4

ANo.1の続き:「単位円周を2π/nだけ回転しても点の配置は変化しないのだから重心は0」ってことを式で書くなら exp(-i2π)=exp(0) より Σ{k=0~n-1}exp(-i2πk/n)=Σ{k=1~n}exp(-i2πk/n) を使って exp(i2π/n)Σ{k=1~n}exp(-i2πk/n) = Σ{k=1~n}exp(-i2πk/n) で、 n>1 → exp(i2π/n)≠1 だから n>1 → Σ{n=1~n}exp(-i2πk/n)=0

delta-22
質問者

お礼

素早い解答ありがとうございます。 確かにその通りですね!このような示し方があるとは驚きました。 本当にありがとうございました!

  • alice_44
  • ベストアンサー率44% (2109/4759)
回答No.2

sin を二つづつ組にして、和積公式を使うこともできますが、 最初の式は等比数列の和ですから、公式一発で処理するのが簡単です。 等比数列の和を知らなければ、高校の教科書か参考書を見てください。

delta-22
質問者

お礼

無事解決しました。 解答ありがとうございます。

  • stomachman
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回答No.1

x[k]+iy[k] = exp(-i2πk/n) とおくと,点列(x[k],y[k]) (k=1~n) は単位円の円周をn等分するn個の点ですから,それらの重心が(0, 0)なのは自明では?

delta-22
質問者

お礼

解答ありがとうございます。 確かにその通りなのですが、図形的に片づけるといまいち説得力に欠けるかなと思いまして… ありがとうございました。

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