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神棚の下にある板間
大きな神棚の真下に大きな板間のあるお家があるのですが、 この板間は神棚に対して、何か意味のあるものなのでしょうか。 どなたか、ご存じの方がいらっしゃいましたら教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
神棚は古くは二種類ありました。 皇大神宮を祭るものと、氏神や恵比須神などを祭る 神棚です。 前者は表の間や床の間の接客用の部屋に置かれ、 後者は居間や台所に置かれました。 元々は神棚があるのはは裕福な家だけであり、一般化 したのは近世で、庶民は両方の神を一緒に神棚に 祭るようになりました。 神棚は「古事記」に板擧といい、「板を高く擧げて物置く 所に構うべし」と説いています。 庶民は居間などの鴨居を利用して、棚を吊り神棚としました。 中央に皇大神宮のお札を治めたお宮を、その左右に氏神 などのお札を配し拝みました。 これが普通の庶民で、戦前の私の家はこの通りでした。 ご質問の板間は先記の床の間に当たるもので、その家 は旧家とか、神道に関係する家とかと思われます。
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- 川原 文月(@bungetsu)
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回答No.1
こんにちは。 私は、自称「歴史作家」です。 >>この板間は神棚に対して、何か意味のあるものなのでしょうか。 一部の地域では、神棚は床の間に飾る風習がありました。 つまり、神域に入らないようにするためだったと考えられます。 従って、床の間の数が少ない家などでは、広間に飾って、その下には入らないように板の間にしたものです。
質問者
お礼
おっしゃるとおり、周囲の人の話では板間へははいってはいけないそうです。 神棚の下も神域と考えるべきなのでしょうか。 ご回答、ありがとうございました。
お礼
ご回答、ありがとうございました。 おっしゃるとおり、旧家です。