意識と輪廻転生の科学

質問

クローンのペア同士または、それを超える技術によって100％脳の構造や遺伝子が同じ人間のペアを作ることができても、そのペア同士の肉体は100％同じですが、意識は異なる別人になります、

そのように、肉体の構造が100％同じクローン同士であっても、意識が異なる別人になる原因は、ただ一つしか考えられません、

それは、脳や遺伝子の構造が同じであっても、それを構成する原子が違うということです、

例えば、クローン同士のAとBが居るとして、Aの脳の意識を司る部位のアミノ酸の炭素原子と、Bの脳のアミノ酸の炭素原子は、化学的性質の区別がありませんが、その炭素原子同士は別の存在としての区別はできます、

つまり、炭素原子二つの化学的性質の区別はありませんが、別の存在としては区別できるのです、

そのような脳の意識を司る部位の構造は全く同じでも、脳を構成する『原子』は別の存在として区別できるという違いこそが、クローンのようないくら肉体が100％同じ人物同士であっても、意識は別人になる根本の原因なのでしょうか？

つまり、得に脳の原子の違いが、クローン同士の意識の違いを生じさせるのなら、

例えば、私のクローンが居て、その私のクローンと私の意識の違いは、私のクローンの脳の原子と、私の脳の原子の違いだけであるということになります、

つまり、私の意識は原子から成り立たたされた受け身の存在などではなく、私＝原子、つまり、私は原子そのものだということになります、つまり、私専用の原子が宇宙に存在するということです、

例えば、私が死んだ後、私の死体の脳だけから（脳以外の死体の部位は代謝や細胞分裂が盛んで頻繁に体の原子は入れ替わっているし、意識とは直接関係ない原子だから）原子を集めて、その原子から私のクローン（得に、脳の意識を司る部位を私の元の脳を構成していた原子から100％再現できれば）を作れば、私は私の意識で再びこの世に復活できる可能性があると言えるのでしょうか？

さらに、私が死んだ後、私の脳を構成して居た原子が灰となり地球の循環で巡りに巡って、偶然に犬の脳の意識を司る部位を構成することになったら、私は犬として意識を持つことになるのでしょうか、つまり犬として生まれ変わる、このような科学的な輪廻転生は有り得るのでしょうか？

質問がたくさんになりますが、よろしくお願いします！

回答No.3

kagakusuki · ベストアンサー

天然のクローンとも言える一卵性双生児であっても、指紋は異なりますから、クローン同士であっても、脳の構造を含めて、100％同じ肉体にはなりません。
　又、脳の構造、正確には脳のニューロン同士の繋がり方というものは、生きている間は変化し続けていますから、例え、クローンを超える技術を使って、全く同一の肉体を持つ個体を作り出したとしても、出来上がった瞬間は、同じ意識を持っていますが、、時間の経過とともに、経験する事柄の違い等により、脳の構造の差が大きくなって行きますので、意識が異なる別人になります。

>例えば、私が死んだ後、私の死体の脳だけから（脳以外の死体の部位は代謝や細胞分裂が盛んで頻繁に体の原子は入れ替わっているし、意識とは直接関係ない原子だから）原子を集めて、その原子から私のクローン（得に、脳の意識を司る部位を私の元の脳を構成していた原子から100％再現できれば）を作れば、私は私の意識で再びこの世に復活できる可能性があると言えるのでしょうか？

　厳密に言えば、質問者様本人だと思い込んでいる、別人が出来上がる事になると思います。

>さらに、私が死んだ後、私の脳を構成して居た原子が灰となり地球の循環で巡りに巡って、偶然に犬の脳の意識を司る部位を構成することになったら、私は犬として意識を持つことになるのでしょうか、つまり犬として生まれ変わる、このような科学的な輪廻転生は有り得るのでしょうか？

　いいえ、質問者様の死後間もなくに、質問者様の脳細胞の崩壊が始まり、質問者様の意識に関する情報が失われてしまいますから、犬が質問者様の意識を持つ事はありません。

回答No.4

雪中庵（@psytex）

脳の構造は、遺伝子ではあまり決まっていません。
ニューロンの伸張の“ルール”を決定しているだけです。
五感の相関した刺激によって、ニューロンは伸び始め、
生後数週間のうちにニューロネットを構成し、さらに
数年のうちに樹状突起によるシナプス結合（接点）を
形成します。
そこにおいて、たとえば生後数ヶ月の間に視覚障害を
治療しないと、その後に治しても不可逆な知覚障害が
残ることが臨床的に確認されています。
つまり、全く同一の環境に生育しない限り、同じ遺伝子
による脳であっても、同じ精神状態にはなりません。
（再現性においても、このように入力（感覚器官）と不可分
ですので、脳だけではなく全身を再生しない限り、同じ
精神とはなりません）

回答No.2

ultraCS

人体を構成したり、その時点で含まれる個々の原子の位置や構造が素粒子レベルで同じで、体内の電気的状態などを完全にコピーできれば全く同じ人格が複製できるというのが機械論的な考え方です。

しかし、実際にはこれがゼロ時間では不可能なこと、さらに素粒子レベルではその存在位置が確定出来ないことなどにより、これを実現することは不可能です。どこまで近づけられるかは将来の課題ですが、不確定性原理がある以上素粒子の位置を確定出来ないため、よく似た人格までが限界でしょう。

人間の肉体を素粒子レベルまで複製して合成したとして、今の意識が＜＜一晩寝て起きたかのように連続的につながるかは現状ではわからないとしか言いようがありません。

回答No.1

DJ-Potato

脳を含めてすべての構造がまったく同じ２つの個体を作れたと仮定して。
両者に同じ刺激を与えたら、同じ反応を示すと考えられます。その瞬間、両者の意識は共通であると考えることもできるでしょう。

しかし、同じ刺激を与えること自体が不可能だと思います。
２個体を同じ部屋に入れて同じ刺激を与えても、両者自体に万有引力が発生して影響しあうし、2個体を別の部屋に入れたらその時点で条件が変わります。
実験としてやるならば、それぞれにIDとか付けるので、その呼び名の違いも影響するかもしれません。

意識は瞬間に存在するものではなく、経験の積み重ねなどによっても変容するもので、それはもはや共通のものでもなく、別の個体と認識されるでしょう。

あと、脳の中も原子は常に入れ替わっています。
あなたの脳の中の水素原子は、さっきまで犬の脳にあったかもしれませんよ？