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廃藩置県のときの藩の借金はチャラ?
明治維新の版籍奉還、廃藩置県で政治体制が一新しますが、 そのとき藩や藩主、藩士などの借金はどうなったのでしょうか? 藩の借金はチャラで、藩主、藩士などの個人の借金は残ったのでしょうか。 よろしくお願いします。
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藩の借金については、基本的には、明治政府が肩代わりすることに なりましたが、実体はチャラだったようです。 つまり。肩代わりするが、次の条件を付けました。 1843年以前の債務を帳消し。 1844~1867年の債務は無利子50年賦、 1868~1872年(明治元年以降の5年間)の債務は4分利子25年公債で償還。 殆どの借金は1843年以前だったのです。 藩主の多くは借金で苦しんでいましたので 明治政府が肩代わりすることになり、喜びました。 これが、廃藩置県がすんなりと進んだ大きな理由です。 熊本藩などは大喜びした、と言います。 このチャラのお陰で、大坂商人が大打撃を受け 大坂が衰退しました。 藩士個人の借金はどうだったのか、は解りません。 個々、それぞれだったのではないでしょうか。