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バイオガスについて知りたい
- バイオガスの回収漏れ問題の真相と対策法
- バイオガスプラントの補助金について
- 生ゴミのバイオガス発電による発電量の予測
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質問者が選んだベストアンサー
他の方がいろいろ否定的な回答をされていますが、これはバイオマスガス化発電の話ではないでしょうか。この方式にはいろいろ問題があり、うまく行っていない事例もあることは私も聞いています。しかし、質問されているバイオガスはバイオマスガス化発電とは別の物だと思います。 一般に言われるバイオガスは生ごみや糞尿、下水などの有機物を嫌気性発酵させて発生するメタンと二酸化炭素を主成分とするガスのことです。熱によって木材などを分解して発生させるガスではありません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%82%AC%E3%82%B9 バイオガスには木材は使われませんし、生ごみは湿潤状態で使われます。したがってチップ化したり乾燥したりの準備は必要ありません。 バイオガスは中国や東南アジアではかなりの数が普及しており、私も東南アジアの例を見学したことがあります。コンクリート製の地下槽に家畜糞尿をためて嫌気性発酵を行い、バイオガスを取り出し、小さなガスエンジンを使って発電していました。非常に簡単な装置で、安価ですので、貧しい村でも設置が可能でしょう。日本でも農業地帯や下水処理場でバイオガスの製造が行われています。 1. バイオガスにはメタンが含まれますが、これはCO2の21倍の温室効果をもっています。それでバイオガスが漏れるとかえって地球温暖化を加速するといって非難する人もいます。しかし、要はバイオガスが漏れないようにすれば良いわけで、きちんと設計施工された装置を使えば漏洩の問題はないでしょう。 2. これは、補助金を出す機関によって違いますので、担当省庁へお問い合わせください。 3. 生ごみ1kgから0.8~0.9Nm3のバイオガスが発生し、1Nm3あたりの発熱量は5700kcalです。したがって、1kgの生ごみから発生するバイオガスの発熱量は4,500~5,000Kcalでこれは5.2~5.8kWhに相当します。電気への転換効率を30%とすると1.6kWh。つまり生ゴミ1kgから1.6kWh程度の電気ができることになります。(このあたりは自分で確認計算をしてください) ただし、生ごみは水分を含みますので、水分量がどれくらいあるかによって電気の量は倍になることも半分になることもあります。また、バイオガス製造装置自体が電力を消費するので、この量(装置によって違います)を差し引く必要があります。
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- misawajp
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乗りかかった船で まず そのプラントで使用できる原料(木材等)の条件が厳しく必要な原料を集めることが困難 あるバイオ燃料の事例では、一ヶ月集めた分で数十時間しか運転できなかったようです また、原料をそのプラントで使用できるようにする処理に手間がかかりすぎる/処理プラントに費用がかかる 植物の場合は、数cm以下のチップ状にする必要がある 生ごみ等はある程度乾燥させる 実際に経済的に使用できるのは、効能書きの数分の一 さらに処理した後の廃棄物 議員などは、建設が決まるまでは熱心ですが、決まってしまえば無関心 なお 一頃 焼却場の灰を加工して建材を生産するシステムが脚光を浴びて、各地でプラントが建設されましたが、生産性が低く、価格が高くなりほとんど売れませんでした、建設を推進した自治体では、公共工事に使用するよう入札条件などを変えましたが、使用できる量など高が知れており、そのうち 目立たないようにひっそりと廃止され撤去されました(誰も表向き責任を取りませんでした) 官主導で推進するものにはこのような結果になるものが多々あります なお、これをそのまま使用はしないでください、自分で調べて、調べたことだけを引用してください
お礼
コストと手間がかかることはわかっていましたが、なるほど具体的にはそのような手間があるのですね。確かにそれでは大変です。 それと議員の関心の点までは考えてませんでした。確かにそうですね…それも難しいところです。 コストと手間の面の部分を参考にさせていただきます^^ ありがとうございました!
- misawajp
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効能書きは非常に立派で効用があるように書いてあるのですが、 現実は絵に描いた餅に過ぎません 効能書きのような運転などとは程遠いのです、解決しなければならない問題が山積みです 補助金を得ることだけが目的としか思えない状態です、 実証プラントなどまともな運転などできていません、 何とか燃料として使用できるのはもくろみの1%以下のようです 発熱量は 乾燥重量1kg当たり数千kCal、生ごみの水分がどのくらいか承知ですか
お礼
はい、それは承知しています。 ですが急遽、諸事情で発表することになりまして、それっぽく語るための情報を集めているところです。 >問題が山積み 具体的にいくつか挙げていただけると嬉しいです。今後の課題とします。 >発熱量は~ すみません、なにぶん専門外の事柄でして、まったくわかりません…_ _;; どのくらいの発熱量になるか、数字や何かとの比較などしてくだされば助かります。 図々しい質問ですが、よろしければお願いします。
お礼
ありがとうございます!!まさに自分が求めていた回答で感動しました…! 確かに、東南アジアでは古くから行われているそうですね。意外と安価なのですね~ 1.なるほど。施設を建てる以上、漏らす設計にする方がするほうですよね。私の杞憂でした^^; 2.補助金を出す機関はいくつかあるのですか?もう少し調べてみます。 3.これがとてもわかりやすかったです!1トン辺りの発熱量、発電量がわかればもう大丈夫です^^計算してみます。 とても参考になりました!ありがとうございました~