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裁判の疑問
私は裁判について知識の浅い高校生です! 最近疑問に思ったのですが、 裁判において、動機というものはどのくらい重視されるのでしょうか? もし同じような罪を犯しても、動機によって罪の重さが変わることはあるのですか? 回答よろしくお願いします!
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動機は重要です。 同じ殺人でも、動機の内容によって、刑の軽重が かなり異なります。 被害者にも落ち度がある場合とか 衝動的な殺人なら、比較的軽いですね。 計画的、てのは重くなります。 金の為、てのは更に厳しいです。 金は、皆がそれなりに持っておりますので、 誰でもが被害者になり得ます。 こういうのは刑が重くなります。 反対に、特定の人に恨みがある、てのは 被害者になるのは、その特定の人だけなので こういうのは軽くなる傾向があります。
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たとえば、殺人罪では、5年以上20年以下の懲役、または無期懲役、死刑です。 いつもいじめられていて憎くてどうしようもなかった場合には、殺された側にも落ち度があるので軽くなります(5~7年ぐらい?)が、行き当たりばったりでむかついたとか、大した事もされてないのに逆恨みした場合には死刑にもなり得ます。 動機の点において特に酌量すべき事情がある場合、殺人罪なら2年6か月以上の懲役、または無期懲役に減軽されることもあります。 酌量減軽 刑法第66条 犯罪の情状に酌量すベきものがあるときは、その刑を減軽することができる。
- red_pana
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情状酌量の点から動機で罪の重さは変わるのではないでしょうか。 例えば、 (1)子供が病気でどうしてもお金が必要になってコンビニ強盗をやってしまった (2)楽しそうだからコンビニ強盗をやりました では、(1)の方が情状酌量の余地がありますので減刑される可能性があるかと思います。 当然、(1)にしろ(2)にしろ罪を犯したのは確かなので、無罪という事にはなりませんが。
その動機がなければ犯罪そのものが起きないという観点からは最重要項目ですね。 ただし,自分の意思で簡単に回避できるような動機ならあまり関係ないでしょう。