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樹木図鑑の樹木の分布情報
樹木図鑑に分布域が表示されています。この分布域に関して、1.図鑑発行各社にて独自に調査している。2.公的研究機関等の情報を各社共有している。のいずれなのでしょうか?更に、調査するといって、全国の何か所ぐらいに調査員がいて、調査方法等には標準の方式等が設定されているのでしょうか?大変な労力を要する作業ではないかと、大変頭の下がる思いです。NHKの場合、ふるさと通信員のような仕組みがあるようですが、分布情報となりますと、学術的にも客観性を要するわけでしょうから、それなりのしっかりした仕組みがあるのではないかと思います。よろしく、ご教示願います。
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あらゆる情報源を駆使して情報をかき集めます。2.で足りない情報は、1.で補う、ということです。 1.の具体的な例としては、各地の博物館等に研究調査の補助金を出して所属の学芸員に調査してもらうという方法もあります。 また、最近では航空写真から樹木の植生種類を分析することもしています。 植生情報の例 http://www.vegetation.jp/ www.city.itabashi.tokyo.jp/c_kurashi/009/attached/attach_9210_3.pdf
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- suiran2
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一般的には、植物図鑑の内容に関したことについては、出版社は関わりません。著者(その研究室の学生がという意味です。)が、各植物誌を調べて分布域を表示します。 植物誌とは、その地域に生育します全ての植物の種名を網羅したものです。国別・都道府県別・市町村別と出版されています。日本では、一般的に県や市が専門家に調査を委託し、県や市が発行しするものと、専門家集団が独自に調査し、出版するものがあります。ですから絶版になりました植物誌は、値上がりする一方で値下がりすることはありません。参考になりましたなら…
お礼
植物誌に関する、ご説明興味深く読まさせていただきました。市町村別にもそういった調査がなされているわけですね。確かに、絶滅種に関する、レッドデータブックが、市とか県単位で発行されているようですから、多くのボランテイアの方も含めた活動が展開されているわけですね。今まで、一般企業に勤務していましたので、そういった活動もあるのかと、「目から鱗」といった感じです。 ありがとうございました。
お礼
早速、ご教授いただき、ありがとうございました。たくさんの図鑑が出版されていますが、それぞれの先生の人生をかけた、超大作ということですね。これからは、図鑑を見るときは、一字一句しっかりと読み解きたいと思います。今後は航空写真による調査分析も可能とのことですが、確かにデータの精度は更に高まるのでしょうが、若干ありがたみが減る?のかなという気もします。 ありがとうございました。