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台風について

台風は「熱帯性低気圧」の強力なものですよね。 疑問に思ったのですが、高気圧が発達して台風のように強力な風雨を伴う気象になることはないのですか? たぶんないのだと思いますが、それはなぜですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • windwald
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回答No.5

>>これに対して高気圧は発達しても「中心ほど気圧差が小さい」ものにしかならない >ここがよく分かりませんが 気圧の高低を他のものにたとえると、低気圧は漏斗や真上を向いた朝顔の花をのように、中心ほど傾斜がきつい形、 高気圧はお椀を付せたような、饅頭のような、中心ほどなだらかな形です。 気圧の傾斜がきつい=気圧差がきつい、ですから低気圧は中心ほど風が強く、 気圧の傾斜が緩やか=気圧差がほとんど無い、ですから高気圧は中心ほど風が弱くなります。 これは、高気圧の渦では風が受けるコリオリ力と遠心力が逆向きで弱め合い、 低気圧の渦ではコリオリ力と遠心力が同じ向きで強め合う結果です。 http://kobam-hp.web.infoseek.co.jp/meteor/gradient-wind.html

colmon
質問者

お礼

重ねての回答ありがとうございます。 疑問が解消されました! 感謝いたします。

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  • nananotanu
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回答No.6

既にwindwaldさんがご丁寧に回答されていますが、低気圧の中心では強風になりうるのに対し、高気圧の中心ではそうはならない、というのは気象予報士の試験では基礎中の基礎、と言って良いほど常識です。 一度、図書館などで良いから、気象予報士の入門書程度だけでも読んでみると面白いと思いますよ。折角興味をもたれたんだから、是非、知識を吸収・伸ばしてみて! ♪

colmon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 最近忙しくて図書館に行けないのですが、今度行ったら探してみます!

noname#262316
noname#262316
回答No.4

 質問にお答えする前に高気圧と低気圧について書きます。  同じ高さの面で周囲より気圧が高く閉じた等圧線で囲まれた域を高気圧と呼びます。逆に周囲より低く閉じた等圧線で囲まれた域を低気圧と呼びます。  高気圧としては冬のシベリア高気圧、夏の太平洋高気圧が有名で、ともに高気圧が存在する場所の名前になります。低気圧としては温帯低気圧、熱帯低気圧がよく知られており低気圧が発生した場所に由来します。 >台風は「熱帯性低気圧」の強力なものですよね。  他の方も書かれていますが熱帯で発生する低気圧を熱帯低気圧と呼び、このうち北西太平洋または南シナ海に存在しかつ域内の最大風速(10分間の平均)が17m/s以上のものが台風と呼ばれます。 >高気圧が発達して台風のように強力な風雨を伴う気象になることはないのですか?  高気圧とは周囲より気圧が高い域を指します。なぜ周囲より気圧が高いかというと上空で空気が集まり下降気流が起きているからです。下降気流が起きている場所では雲ができづらく雨はあまり降りません。逆に低気圧では上空で空気が拡散する動きがあり気圧が低くなり上昇気流が起きやすくなります。  雨が降るには雲ができる必要があります。雲ができるにはには地上・海上の空気が温まり上昇し、上空で冷やされる必要があります。このため低気圧に近いと雲ができやすく雨が降りやすい、高気圧に近いと雲ができにくく晴れやすくなります。  一方、風はと言うと気圧の傾き(差)により発生します。空気は気圧の傾きにより力を受けて動き、地上では気圧の高いところから低いところに風は吹きます。つまり気圧の差が広がると風は強くなります(天気図だと等圧線の間隔が狭くなる)。  このため冬のシベリア高気圧とアリューシャン低気圧のようにかたや気圧が高くなりやすく、かたや気圧が低くなりやすい域があると風が強く吹きます。または台風のように狭い域で周囲と比べ気圧が下がると気圧の傾きが大きくなり風が強く吹きます。 参考になれば幸いです。

colmon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 丁寧に教えていただき、大変よく分かりました!

  • windwald
  • ベストアンサー率29% (610/2083)
回答No.3

既にでている回答は残念ながら…… 台風の定義は「『熱帯低気圧』の強力なもの」で間違いありません。 「移動性である」ものに限定されません。 正式には、東経100°以東、180°以西の北西太平洋上に存在する熱帯低気圧のうち、 10分平均の最大風速が17.2m/s(34ノット)以上のものを言います。 低気圧は発達すると、「中心ほど気圧差が大きい」ものができます。 風は気圧差によって生まれるので、低気圧は暴風をもたらすことが多いです。 これに対して高気圧は発達しても「中心ほど気圧差が小さい」ものにしかならないので、 発達した高気圧は穏やかな晴天をもたらします。 (高気圧は下降気流であるためそもそも雲が発達しにくい)

colmon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 台風の定義がはっきり分かって助かりました。 >これに対して高気圧は発達しても「中心ほど気圧差が小さい」ものにしかならない ここがよく分かりませんが、他はよく分かりました!

  • B-juggler
  • ベストアンサー率30% (488/1596)
回答No.2

一応ちょっと。 台風の定義が違うよ。 「移動性の熱帯性低気圧」なだけです。 強力かどうかは関係ありませんよ。 m(_ _)m

colmon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 勢力の弱い低気圧でも、移動するものは台風というわけですね。

noname#160321
noname#160321
回答No.1

無い訳ではありません。 日本海側では冬期大陸の高気圧から噴き出してくる風に日本海の水が蒸気として吸収され日本列島にぶつかり山岳地帯で上昇気流となって冷やされ積乱雲となって大雪となります。 夏には太平洋側で同じ事が起きています。 ただ、高気圧には明確な中心が見えにくいので台風のように誰にでも分かる気象現象とはなりません。

colmon
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 高気圧には明確な中心が見えにくいから、ということですね。 台風のように大風にならないのも、それが理由でしょうか。

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