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ヘリコプターは、ローターがとまったら万事休すですか
ヘリコプターはローターを空転させて軟着陸することはできないのでしょうか。
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>十分の高度があれば助かる可能性があるということですね。 完全に回転が停止の場合には高度があってもアウトでしょう。 そういう意味で#1さんは >ご質問のように「ローターがとまった」のなら お陀仏。 と書いているワケですが。 なんらかの理由でエンジン出力が失われた場合でも、直前までの出力でメインローターは回転しています。 オートローテーション実施するために、止まってしまったエンジンとの接続は解除され、惰性で回り続けています。 その後はコレクテッブピッチなどの操作により揚力と回転を失わないように制御して軟着陸…となるでしょう。 エンジンとの接続を切らなければローター回転もやがて停止して墜落…となります。 # 車のエンジンブレーキみたいなモンで、ローターの回転にブレーキがかかることになりますからね。 # まぁ、車のエンジンブレーキでは停車はしないでしょうが。(走行中にエンジン止めればそのうち止まるでしょうけど。) テイルローラー動かなくなっても…ほぼ墜落でしょうけどね。 制御もほとんど出来ないまま…。
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- funflier
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既に適切な回答・リンクが示されているので蛇足です。 wikiにも出てくる、HV線図の意味を考えられるといいと思います。 http://www.dmb-ps.co.jp/dmbpilot/sinan06.html この意味は、 1)高度・速度とも少なければ、オートローテーションには入れないが、 逆にそのまま落ちてもなんとか助かる。(「ローターが止まったら」と いう仮定だとここだけが助かる領域。) 2)一定高度以上でオートローテーションに入れない、高度速度とも 中途半端な領域で飛んではならない。 3)一定高度以下では(オートローテーションに入れない)、落下による 衝撃こそ少ないが、自動車事故と同じで地面に衝突した際の衝撃 が問題になるので高速で飛んではならない。 ここでいう「助かる」は人間のことであって機体のことではありません。 むしろヘリコプターは墜落時に積極的に「壊れて」衝撃吸収するような 構造(クラッシュワージネス構造)になっています。 また、実際にヘリが離陸するとき、多くはそのまま垂直に上って行くの ではなく、すぐに前傾して前進しながら離昇するのはこの飛行禁止区域 を避けるという意味があるのです。 実機ヘリのオートローテーションは緊急回避操作として必須ですが、 実際には訓練でもなければそう見ることもないでしょう。しかし、ラジコン ヘリでは上位の曲技競技の着陸課目になっていることもあり、頻繁に 行われます。原理は一緒ですので、興味があればお近くの模型店等 のクラブ飛行場に行ってみれば、どういうものか見ることが出来ると 思います。
- RTO
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エンジンが止まっただけなら オートローテーションにより 着陸が可能 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%AA%E3%82%B3%E3%83%97%E3%82%BF%E3%83%BC#.E3.82.AA.E3.83.BC.E3.83.88.E3.83.AD.E3.83.BC.E3.83.86.E3.83.BC.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3 ただし停止時の高度や速度などの条件付き ご質問のように「ローターがとまった」のなら お陀仏。
お礼
早速ご教示いただきありがとうございます。十分の高度があれば助かる可能性があるということですね。
お礼
いろいろ難しいことがあるのですね。勉強になります。どうもありがとうございます。