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日本語の正しい使い方及び表示について
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- kine-ore
- ベストアンサー率54% (808/1481)
いわゆる「バブル崩壊と金融危機」を迎えて、金融機能の早期健全化と国民生活の円滑運営確保のために膨大な公的資金の投入に迫られ、1998年に金融機能安定化法をはじめとする緊急措置法が施行される事態となった、それ以降、「公的資金」を金融機構に大量投入することを特に「資金注入 capital injection」と呼ぶようになっています。 http://www.dic.go.jp/katsudou/katsudou3-2.html http://www.eudict.com/index.php?lang=engjpk&word=[しほんちゅうにゅう] capital injection&results=30 言葉通り、瀕死の病人にカンフル注射とか、大量にして連続的な薬液投与とか、浣腸洗浄という使われ方をする「注入injection」こそが、このような「公的資金」の大量投入と注(つ)ぎ込みのイメージとして違和がないということでしょうか。 http://ja.w3dictionary.org/index.php?q=capital+injection
- pandaApple
- ベストアンサー率61% (253/413)
「注入」には、先の回答にもあるように、流動物を流し込むの意だけではありませんので、「譬喩表現」というのは当たらないでしょう。 「注」の意味は「そそぐ」あるいは「つぐ」です。 特に「そそぐ」は、液体を流し込むイメージの強い言葉ですが、「もっぱらその方へ向ける。集中する」という意味があります。 「つぐ」にも、 (「注ぐ」とも書く)後から後から加える。 ア.不足などを補う。供給する。 イ.世話をする。給仕をする。 ウ.容器に物を入れる。特に、液体をそそぎ入れる。 という意味があります。 おおものと「つぐ」(「継ぐ」や「接ぐ」とも書かれる“つぐ”の総意)自体が、「もののつづきを絶やさないようにする」ですから、なにも液体関係に限らないのです。 つまり、「資本注入」であれば、資本を絶やさないように「注ぎ入れる(注ぎ込む)」ことを意味しますから、間違いではありません。 日頃の会話の中では液体関係に使うことが多いので、特に日本語話者でないのなら(《日本語の勉強をしている身分》ということで海外の方とお見受けします)、違和感を持ってしまうこともあるのかもしれません。 ※以上、言葉の意味は『広辞苑』から引用しました(用例などは省略)。
- cxe28284
- ベストアンサー率21% (932/4336)
資本注入 注入はつぎ込むことで知識の注入という言葉があるので、 資本をつぎ込むと云う意味で使えるのではないかと思います。 「市場では被災地の農漁協に資本を注入」 外資導入等の導入では取り入れて役立てることなので少し意味が違います。 新しい機械を導入する。 工場では新しい機械を導入した。
- 3nk
- ベストアンサー率28% (619/2184)
1.液体などを注ぎ入れること の他に、 2.多くのものを一か所に集中的に送り込むこと という意味があります。 http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/143601/m1u/%E6%B3%A8%E5%85%A5/
- f272
- ベストアンサー率46% (8469/18132)
あなたの言う通り資本は厳密には流動物ではありませんが, 金銭が世の中の人々の間を次々と動いていく様を比喩的に流動するということは珍しくありません。 このような場合には資本は流動物であると考えても間違いではありません。 金銭を流動物としてとらえているのです。
- shincha119
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資本注入という言葉はおかしな表現ではありませんよ。 「公的資金注入」等、様々な場面で使われています。 お金が関連する場合は投入も多くつかわれますが、注入も同じく多く使われています。 感覚的には金銭的に逼迫している状態のところに資金増強する場合は注入、そうではない場合(投機など)は投入という表現が多いような気がします。
補足
比喩的表現は別として国語的には結局どちらが正しいのでしょうか?